海外遠征から帰国後初の試合で新日本プロレスの最高権威・IWGP世界ヘビー級選手権に挑戦した辻選手の評価が非常に高い。大型選手として体格を活かしたパワフルな攻撃から、大型選手であるにも関わらずアクロバティックな攻撃まで幅広くこなす。かつ、堂々とした立ち居振る舞い。試合は敗北も、多くの新日本プロレスファンを魅了したようです。
だけなら良いのですが、、、
辻選手の挑戦を退けたSANADA選手を貶す声がかなり見受けられるのが残念。。。
私からしたら、辻選手の良いところを出させた上、かつ辻選手の評価を上げたまま落とすことなく勝利したSANADA選手こそ流石だと思いました。
試合展開としては、かなりのハイペースで辻選手が派手な技を繰り出すも、その流れをうまく切り返し、SANADA選手が流れるようなスムーズな展開でフィニッシュ。なかなか美しい展開だったと思います。
試合時間17分01秒とのことで、30分越えの試合も繰り広げられるビッグマッチのメインイベント、IWGP戦としては、短めな部類も、辻選手の繰り出す大技&立ち居振る舞いのおかげで内容的にもかなりの高評価!らしいです。
個人的には、辻選手が好き勝手にやってるのをSANADA選手がうまく立ち回ってプロとして魅せる試合に仕上げてた、SANADA選手の試合だった印象。これがSANADA選手でなく、オカダ選手、内藤選手だったら、どんな試合になってたやら、、、想像するに恐怖です(苦笑)
さておき。
辻選手はL.I.J入りだそうで。
単純に考えて、同一ユニットで内藤選手、鷹木選手、辻選手の3人がタイトルコンデンターになるとしたら多すぎる感。新日本プロレスの辻選手プッシュが始まるなら、内藤選手、鷹木選手は徐々に一線を引き始めるかと思われ。もしくは辻選手が早々にL.I.Jを抜けるのかしら???
面白くなってきた!
二冠を獲って名実とも新日本プロレスのトップに立って以降、そこまで大きなテーマが無かった内藤選手のストーリーが大きく動き出すかも?
かつてのレインメーカーショックはオカダ→棚橋でなされたことから個人的に想像するに、辻選手の相手をするのは、、、内藤選手でしょう!
で、(棚橋選手のように)徐々に内藤選手も一線を引き始める、といった展開は容易に考えつきますが、、、
辻選手の決めフレーズ「覚悟はいいか!?」でしたっけ?まずは第一に覚悟したほうがいいのは、内藤選手ファンかもしれません。
内藤選手が一線を引いた時、SANADA選手に否定的な意見を吐き、辻選手を推しまくってる人たちが、どれだけ新日本プロレスファンで残ってるのかしら。
そんなことを思う日々でございます。