昨日、日本臨床心理学会が会員5名をSLAPP(組織的恫喝)裁判で、被告側の控訴が棄却されました。

 

これは、社会的弱者の中で最も声を封じられ無視され続けてきた、精神医療保健ユーザーの声が、司法権力の手で、徹底的に踏みにじられたことを意味します。

 

社会的弱者に寄り添い、「共に生きる」というこの学会の理念とは真逆の、いま在る精神科医療に参与する日本臨床心理学会の「組織防衛(同学会22期運営委員会代表亀口公一氏の言)」のための、提訴でした。

 

精神科病院の役割は、「社会防衛」、「おばすて山」、家族や地域社会のじゃま者の収容所となっています。

福祉の名目で、精神科病院とその系列機関には、莫大な税金が注ぎ込まれます。

 

そのおこぼれをゲットするパスポートが、公認心理師資格です。

 

この裁判は、公認心理師国家資格化を、日本精神科病院協会の政治力をバックに推し進めた側が、精神科医療に苦しめられながらもなんとか生き延びた人々の声を、完全に制圧するために起こした、言論封殺を目的とした恫喝裁判でした。

 

裁判所は、国策に従う精神科病院という強者側の言い分だけを聴き、

精神科医療被害者という弱者を、完全に黙殺したのです。