日本臨床心理学会の現運営執行部22期運営委員会は、これまで高く掲げてきた「弱者との共生」の理念を自ら実質的に破棄してまでも、当の社会的弱者である、精神医療被害者とその支援者に対しての言論封殺を目論み、SLAPP(恫喝)訴訟を断行した。

 

この裏に、運営委員会をこれまで20年以上に渡り操ってきた或る人物の策動があった。

 

 

.......NHKスペシャル「未解決事件file.3 」という番組があった。

https://www.nhk.or.jp/mikaiketsu/file003/index.html

https://www.youtube.com/watch?v=PmBw1KvmGHQ

 

これは、2011年尼崎で発覚した、複数の他人の家族を巧みな人心誘導によって「乗っ取り」、家族内の人間関係を崩壊させ財産を全て奪い取った角田美代子の事件を取材したものだ。

 

尼崎市内の当該地域は、筆者の15年来の勤務地でありこの地元を自らの足で巡回し、土地勘も、住民の人情にもある程度の知識を得てきている。

 

筆者のこれら実務経験から類推されることは、300人のインタビューを行ったこの取材から、編集段階で取り上げることが断念された重大事案がある(・語られていない)可能性だ。

 

角田美代子という60がらみの、どこにでも居そうな「おばはん」が何故、腕力では角田を一撃で昏倒させる複数の男たちとその妻や子どもたちを意のままに操り、顎で使えたのか?

 

角田は常に「わて(私)の後ろにいる者が、だまってへんで」とかれらを嚇し付けたという。

 

その、実際には一度も姿を見せることがなかった「後ろの者」とは、なにものか。

 

その本態を明らかにするいとぐちを、NHK取材班は必ず掴んでいた筈だ。

 

しかし、角田と同じ房に居たという女性の証言が、角田がその「背後の者」について、沈黙したまま「自ら選んだ」死に関し、その真相の究明を逸らして別の方向に目を向けさせる役割を果たした。つまり、角田の内面の心理学的解釈である。

 

視聴者のペンディングの気分に一つの落ち着きどころを提供しようとのサーヴィスであろうとも思われる。....が、わたくしはこの女性の証言内容に、疑問を持っている。顔を隠し音声を変えた女性が、本人であるとの確証があるのだろうか。

 

 角田が、複数の成人男女に対して絶対的な暴君として君臨できた尋常ではない迫力をもたらし、また角田自らが絶対的自信を抱いて頼んだ背後の力が、そこにまさに、ありありと在った。

 

日本臨床心理学会運営委員会を、この20数年に渡って暗々裡に支配して来た<脅しの力>の働き方と、この凄惨な尼崎事件のそれとが、構造において、たいへんよく似ている。

 

この学会運営執行部を、角田美代子ばりに陰からあおり立て、操りつづけた某人物が、来る9月29日、次期役員選挙において「拍手」承認されようとしてはいないだろうか?

 

 

 

この再現ドラマを含むドキュメンタリーは、いまのところYouTubeでも見られます。

https://www.youtube.com/watch?v=PmBw1KvmGHQ