精神科医療は、国策(国の重要政策)です。
その<支配力(支援力ではなく)>を、
医療、福祉、教育、司法等々、全ての国民が、一生で必ず関わる場面場面で、
「公認心理師」が精神科医療の出先窓口・道具・手先・便利なロボットとして
あまねく、利用され、使いこなされてしまう……
😿
この「公認心理師」という国家資格の危うさに、
多くの人たちは、まだあまり気づいてられないと思います。
😈
でも、この危険性を早くから.....40年近く前から予期し、指摘してきた人がいました。
哲学者で精神医学、宗教学、民俗学に詳しい實川幹朗さんです。
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實川さんは、幅広い学識と、自ら赴いての聴き取り調査を踏まえて、
「こころ」と「たましい」の癒しを研究してきた人です。なかでも、とりわけ、
日本の心理学が本来有るべき姿を、探し、求めて続けてきました。
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その厚い「学術」の裏付けを踏まえた上での、
「(仮称)弱者との共生学会」の改革を
社会運動とは一線を画す、学術の....いわば「反ー御用学者」として、
實川さんは、訴えてきたのだと思います。
🐉
じつは、一旦この学会を離れていた實川さんを、10年ほど前に呼び戻し、
「学会の立て直し」を求めたのは、
SLAPP原告代表として、いま、實川さんを訴えている
K会長さんでした。
😵
實川さんの4年前までの運営委員会の中での活動について、
「この学会がここ20年の間に一握りの人間に私物化されてきたことが気に入らず、
それを“ぶっこわし”て、實川さんなりに学会運営をマトモにしようとしたが、
やり方があまりにも性急だったので、失敗した。」
などと、
K会長さんたちの側の、「實川さんの理解者」と自称する人が、
無自覚な自己愛に酔いながら、評したりします。
😥
でも、そのような表面的な理解では、
問題の本質が、まるで分っていないと思います。
😓
實川さんは、精神科医療の中での心理職の地位の改善、
つまり労働運動としての活動の在り方を認め、賛同していました。
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だから、この運動の理念を学会声明として起草したのも、實川さんでした。
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そして、そのような實川さんたちが思っていたものとは、
全く別のかたちで、
ついに、公認心理師という国家資格が創設されたのです。