公認心理師法が成立して、もうすぐ2年。

 

法案成立の後にただちに、この

 

「(仮称)弱者との共生学会」が、

 

しなければいけなかったことは、

 

公認心理師がこれから

 

精神科医の指示の下で携わる精神保健医療

 

そのユーザー(つまり当事者)の生きた声に耳を傾けること

 

ではなかったでしょうか。

 

 

しかし、その人たちの声は、

 

このSLAPP提訴によって、

 

封じられました。

 

 

實川議長(仮名)は、

 

2015年9月4日の「(仮称)弱者との共生学会」年次定期総会で

 

圧倒的多数に支持されました。

 

 

實川議長を支持したのは、

 

精神科医療の被害に苦しむ人たちと、

 

その人たちを支援する多領域の専門職です。

 

 

アリスパパさんと實川議長を支持する人々を中心とする、

 

にゃんたちの、この総会のすぐ後からの言動が、

 

この「学会」の「活動」を妨害したなんて、

 

まったく考えられないことです。

 

その反対です。

 

 

むしろ、これまでないがしろにされ、形ばかりにして誤摩化してきた

 

この「学会」が、いまこのときにこそやるべき活動を

 

アリスパパさんたちの協力で、

 

めざましく取り戻すことができた、と思っています。

 

 

でも、SLAPP原告さんたちは、

 

 

アリスパパさんたちに

 

そんなことをしてもらったら、

 

とっても困るんです。

 

 

だから、

 

SLAPP原告さん(10名ほどの次期役員を名乗る人たち)は、

 

同じ学会名をにゃんらに名乗られて「損害を受けた」証拠だ、と

 

裁判所に提出したのは、

 

アリスパパさんの支援者が作成してくれた、

 

9月4日以後にWeb上に発信したニュースレターです。

 

 

SLAPP原告さんは、そこから部分的に、

 

自分たちに都合のよい箇所だけを抜き出していました。

 

 

これに対し、

 

にゃんらはそのニュースレターの完全版を反証として出しました。

 

 

そこに掲載されている、

 

アリスパパさんに賛同し支援する人たち自身が書かれたものを

 

先入観の無い第三者に読んでもらえれば、それらが、

 

この学会の本来の目的を、

 

少なくともここ10数年のうちで、

 

もっともきちんと、果たせていること

 

わかっていただけると思います。

 

 

「される側」なんていう言葉を、

 

「する側」は自己批判をしてるよ、とのアリバイ証明のために

 

いまSLAPP原告になっている人たちが、これまでさんざん使ってきました。

 

 

「される側」の立場に追いやられてきた精神医療福祉ユーザーの人たち、

 

その人たちの中から、

 

自分は、誤った精神科医療を受けた、

 

その誤った精神科の医療行為によって、

 

人生に取り返しのつかない「被害」を受けてきた、と

 

抗議の声が上がっています。

 

 

このニュースレターには、

 

そのひとたち本人、ご自身が、各々に

 

誰にも指図されない、

 

自分の言葉で、

 

自分の思い、.....苦しみや哀しみ、怒り、そして願いを

 

書きつづってられるのです。

 

 

ところが、

 

それら切実な、精神医療被害者の思いや願いが、

 

この「(仮称)弱者との共生学会」の名前で、

 

世間に公開されてしまうことが、すなわち、

 

SLAPP原告さんたちにとっては、「被害」となり、

 

SLAPP原告さんたちは、

 

精神医療被害者とその支援者から受けた「加害行為」を、

 

断固として、やめさせたかったのです。

 

 

一審のSLAPP提訴の目的が、

 

口封じだということ。それは、

 

提訴されるまでのほんの数週間だけ公開された

 

ニュースレターの<中身に触れて>くださった方には、

 

きっと、お分かりいただけると思います。