今年は例年よりも一週間ほど遅れましたが、ようやくの開花となりました。

今シーズンの一番花は・・・

 

フリル

今日が開花初日かなと思ってましたが、昨日開花していたようです。

 

数年前のスイレンセミナーで配布されたハクからのハイブリッドで、去年まではただセミナームカゴとか、ハクハイブリッドとか呼んでましたが、フリルと名付けられたそうですよ。

 

 

例年ですと、だいたいはロンダケイかブルービューティ、ドウベンあたりからスタートするのですが、ドウベンはともかくロンダケイがようやく花芽を着けたくらいの段階で全体的に動きが遅いです。

五月中には開花させたかったんですが、五月ラストの日曜日に紫式部の水中花が咲いてたくらいで、しかも休日出勤したので少ししか見れずでしたが、やっと開花してくれました。

 

次はミロクあたりが開花しそうなのですが、他がもうちょっとかかりそう。

熱帯性は調子が上がると一気に開花するので、そんなに焦る必要ないと思いますが今年は動きが遅いのでヘンな感じします。

 

耐寒性も少しづつ植え替えを進めていて、テマリがさっそく開花してました。

池が汚いので見苦しいですが・・・

 

今季は方針転換してオオオニバスの池栽培を取りやめて、耐寒性とHTを池で頑張ってみようかな?と思い始めてます。

 

なのでちょっと気になってたHT、サイアム・パープル1を頂ける機会があり、久々にやってみようかなと。

 

 

仮植えしてたのがだいぶ葉が出てきたので植え付けてみました。

 

以前、人に頼まれて購入して脇芽を盗んで育成したような気がしますが、花が綺麗だった思い出があり気になってたんですよね。

 

立派な苗を有難うございました。

 

あとHTと言えば、個人的には一番花型が綺麗なクィーンシリキット。

 

カエル空母と化してますが、葉の表面の単色(たまに斑入り)のまんまる葉がHTらしくなく、趣があって葉だけでも美しいスイレンですね。

花あがりも悪いとは言われてますが、普通に夏場は毎日咲くレベルでは開花しますのでそこまで悪くはないと思います。

 

 

ただ、致命的な欠点がありまして、秋の終わりくらいに根茎を腐らせる際の腐植臭が強烈で毎年真っ先に野生動物に喰われるスイレンでもあります。

大型品種というのも災いしてますね。

 

なので毎年ロストするか、脇芽が残っても成長に時間がかかる大きさなので、ここ三年くらいは誰かに頂くか購入しなおしてます。

今季こそはシーズン終了後、金網か何かで防御策を考えないと・・・

 

 

スイレンはそんな感じで今になって耐寒性とHTどうしようかと計画立ててます。

 

 

シーズンとっくに過ぎてしまってますが、久々にサラセニア。

 

レウコフィラの八重が綺麗だったので。

 

花のシーズンは終わりですが、補虫筒?が綺麗な植物ですし、スイレン鉢やビオトープの隅っこに置いとくだけで、基本何にもしなくて虫捕まえてくれるので、水場がある方にはお勧め植物です。

 

サラセニアの葉を見てたら

シュレーゲル見っけ。

ちょっとカッコイイ迷彩っぽい体色ですね。

 

引っ張りだして。

 

サラセニアは虫を誘引するので、蜘蛛やアマガエルが狩場にしてるのは良くみますが、大型のカエルは良く似合いますね。

ま、夜うるせーので住み着かれても困りますが・・・