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私は20代半ばで、その時には気づかなかったのですが、最初のパニック発作を起こし、その後なんの治療もしないまま、50代半ばで、激しい4日連続のパニック発作をおこし、なんとか、心療内科に辿り着き、「パニック症」と言う診断が下りました。
20年ほど前の話ですね。
当時、精神疾患の原因についてはいろんな説が出ておりまして、薬も、SSRI、SNRI。また、安定剤として、ベンゾジアゼピン系のものが主流でした。
そして、その作用機序も明確に発表されておりました。
生化学的な知識がいりますが、ほとんど、脳内ホルモンの伝達異常というものが原因だと言うのが、定説でしたね。
そこへ、うつ病やパニックなどの精神疾患は、実は、「慢性炎症」がベースにあって、脳内で炎症を起こしているのだ、と言う新しい説が出てきておりました。日本では、私の知る限り、崎谷博征先生が、最初ではなかったかと思います。
それと平行して、「メガビタミン主義」と言いますか、大量のビタミン剤を服用させることによる症状の大幅な回復、また、完全治癒ができると言う説も、出てきました。私の身内にも病人がいましたので、私は、ベンゾジアゼピンの副作用のみで、軽症でしたから、その身内の世話をしたりして、更なる勉強をしていましたね。
やはり、メガビタミン療法だけでは、なかなか良くならず、身内のものは、10年来苦労していますね。おかげさまで、今は非常におちついて、薬も1/4くらいに減っているのではないかと思います。
▶︎さて、このような、精神疾患の作用機序の説明の中に、よく出てくるのが、セロトニンという、特に脳内ホルモンの役割が重要視されておりました。
しかし、どうも、コロナパンデミック及びコロナワクチンなどの医療過誤というか、ウイルス兵器、ワクチン兵器などとも言われますように、安全性の確認もないままに、全世界の人々に撃ちまくったと言う事実があります。こんな医療のどこを信用すれば良いのでしょうか!
医療は完全に利権の温床になっております。医師も、製薬会社も、利権のかたまりと言えるでしょう。
そんな中、ひときわ崎谷先生は、従来の常識を打ち破るような驚くべき情報を発信して頂いておりますね。
皆さんも、注目していただきたいと考えております。
今日の記事は、私の体にもものすごく関係のある内容となっています。
セロトニン過剰は、危険だと言うことですよね。
【崎谷博征先生のFBより】
『「幸福ホルモン」があなたの血管を傷つける』
セロトニンは本当に「幸せ物質」なのか?
私たちは長い間、セロトニン(5-HT)を「幸福ホルモン」と呼んできました。実は血管の健康にとっては全く逆の顔を持っていることが明らかになってきています。それは、水道管の内側に錆びが積もっていくように、血管の壁を厚くしてしまう作用です。
2025年の最新研究では、血管平滑筋細胞においてセロトニンを減少させる酵素(ヒドロキシインドールO-メチルトランスフェラーゼ(HIOMT))によって、動脈損傷後の内膜肥厚を著しく減少させることが示されました(1)。
内膜肥厚とは、動脈の内壁が傷ついた際に血管平滑筋細胞が過剰に増殖してしまう現象で、これは傷口を治そうとするあまり、かさぶたが厚くなりすぎて逆に血液の流れを妨げてしまうようなものです。この血管壁の肥厚は、虚血(血流不足)や血栓形成といった深刻な心血管系合併症を引き起こす前兆となります。
実際、2006年および2004年の研究では、セロトニンが肺動脈平滑筋細胞の過剰増殖を引き起こし、様々な形態の肺高血圧症における血管肥厚の主要な病理学的変化であることが明らかにされています(2)(3)。セロトニンは拙著『世界一やさしい薬のやめ方』でも詳述したように、ストレス物質としての役割だけでなく、血管収縮や血管平滑筋の増殖など、様々な血管の病態に関与しています。
⭐️セロトニンをブロックすると血管が蘇る
実は、セロトニンが心血管疾患に関与しているという証拠は今に始まったことではありません。数十年前に行われた研究では、セロトニン拮抗薬であるケタンセリン(Ketanserin)という薬剤が、動物モデルにおいて心血管疾患の発生率と進行を著しく減少させ、さらに虚血性イベント(心筋梗塞や脳卒中)を減少させることが実証されていました。
ケタンセリンは、もともと高血圧症を治療するために開発された薬剤です(4)。1988年の研究では、ケタンセリンが実験的および臨床的高血圧症において有効であり、心血管疾患患者において予防的効果を持つ可能性が示されました(4)(5)。2000年のレビュー論文でも、ケタンセリンのようなセロトニンの作用をブロックする物質が全身性高血圧症やその他の心血管障害に対する革新的な治療法として提案されています(6)。
⭐️抗うつ薬(SSRI)がもたらす医原性リスク
ここで深刻な問題が浮上します。現在の心血管疾患の流行のうち、どれだけが医原性(医療行為によって引き起こされる)のものなのか、という疑問です。なぜなら、セロトニン作動性の抗うつ薬(SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬))が、事実上すべての年齢層の一般人口において広範囲に使用されているからです。
SSRIは、脳内のセロトニン濃度を高めることでうつ病を治療する薬として広く処方されています。拙著『世界一やさしい薬のやめ方』にも詳述しているように、この薬剤はむしろ私たちに焦燥感を与え、自殺や他殺を引き起こすリスクをお伝えしました。しかし、セロトニンは脳だけでなく、血管にも作用します。
2017年のメタ解析では、SSRIにおいて脳血管疾患と急性心疾患のリスクが観察されたことが報告されています(7)。2019年のレビュー論文では、セロトニン機能不全が主に神経精神疾患や心血管疾患と関連していることが包括的にまとめられています(8)。
⭐️すべてはエネルギー代謝
セロトニンは「幸福ホルモン」などではなく、実際にはストレス物質であり、代謝を抑制する働きを持つ物質です。細胞のエネルギー産生が低下した状態、つまり低代謝状態において、セロトニンは増加します。
長年にわたってセロトニンが組織の炎症、線維化、血管収縮を促進し、細胞のエネルギー産生を妨げる事実をお伝えしてきました。心血管疾患の予防と治療においては、細胞のエネルギー代謝(=ミトコンドリアでの糖の完全燃焼)を正常化し、セロトニンの過剰な産生や作用を抑制することが重要です。
健康の鍵は特定の物質を増やしたり減らしたりすることではなく、細胞のエネルギー代謝全体を最適化することにあります。血管の健康も例外ではありません。血管壁の肥厚や動脈硬化は、単なる老化現象ではなく、代謝機能不全の結果として現れる病態なのです。
現代医療における「セロトニン神話」から脱却し、エネルギー代謝中心の視点から健康と疾患を理解していく必要があります。
参考文献
1. Smooth muscle-specific expression of hydroxyindole O-methyltransferase reduces arterial injury-induced intimal hyperplasia. J Biomed Sci. 2025, 32, 4
2. Cross talk between endothelial and smooth muscle cells in pulmonary hypertension: critical role for serotonin-induced smooth muscle hyperplasia. Circulation. 2006, 114, 1857-1863
3. Serotonin-induced smooth muscle hyperplasia in various forms of human pulmonary hypertension. Circ Res. 2004, 94, 1263-1270
4. Effects of a new serotonin antagonist, ketanserin, in experimental and clinical hypertension. Am J Hypertens. 1988, 1, 317S-325S
5. Serotoninergic mechanisms in hypertension. Focus on the effects of ketanserin. Hypertension. 1988, 11, II111-II133
6. Serotonin and the heart. Ann Med. 2000, 32, 195-209
7. Use of antidepressants and the risk of cardiovascular and cerebrovascular disease: a meta-analysis of observational studies. Eur J Clin Pharmacol. 2017, 73, 487-497
8. Serotonin and cardiovascular diseases. In: Serotonin. Elsevier, 2019, 257-280



