『大丈夫だった月ちゃん?』
『うん大丈夫だよ!』
『よかった…でも何であの子達月ちゃんを、苦しめるんだろう…』
『しょうがないよ、私の親があんな事したんだから…』
『それでも、月ちゃん自身には、関係ないじゃん…』
『そういうわけにはいかないよ、普通の人から見れば親もその子供も同じなんだよ…』
『それでも僕は月ちゃんが傷つくのは嫌だな』
『空君は本当に優しいね…本当に有難う』
『お礼なんていいよ、それじゃ遊ぼうか!』
『うん!』
それから二人はままごと等をして遊んだ。
それから二ヶ月後、月子の里親が見つかり学園から離れる日、空と月子は二人別れを惜しんでいた。
