1週間経ってしまいましたが、社会人公演hopestage vol.5無事終演しました。


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まずはご来場くださり、沢山のパワーとこのステージがある意味をくださったお客様、一緒に創り上げてくださった出演者の皆様、沢山の愛情と情熱で公演を一つにし、素晴らしい作品を作ってくださった振付師の皆様、5周年ならではの演出で、hopestageを未来に繋げて下さったまいくさん、前代未聞の無茶なスケジュールと数々のこだわりを実現して下さった舞台スタッフの皆さん、そして一緒に走り抜けた運営スタッフ陣に、本当に本当に感謝しています。


どんな舞台でもそうですが、この公演ほど

出てみなければ、観ていただかなければ、伝わらないだろうと思う公演はありません。

言葉にするのは簡単だけど、沢山の人が沢山のものを費やしてやっとできあがったものだから、中身のない言葉で伝わってしまうのがとても怖い。


ここまでの歴史を振り返ってみようかなとも思いましたが、確実に過去4回の積み重ねの上に成り立ちつつも(これは後で今回の公演のラスト3作品の話にも繋がる)、この公演はこの公演として、このメンバーだったからこそ作れたものだから、そこにフォーカスして振り返ろうと思います。



今回公演パンフレットの挨拶文を書くにあたり、沢山の人のSNS投稿を読みました。本番1週間前にして、中の人は何を感じているんだろうか、と。


挨拶文というのは、とても絶妙なラインで書かなければいけない文章だと思っています。観る前はふーん、と思うんだけど、観た後にすとん、とくるような。

公演に対する想いを伝えながら、それでいて公演に対するマイナスな先入観を抱かれるものであってはいけない。でも、公演の意味は伝えたい。そう思った時に、やっぱり伝えておきたい、そして出演者の皆さんにも感じていただけているに違いないと過去よりも少し信じられるようになったのは、この社会人公演のコンセプトでした。



「出演者、振付師、運営スタッフを含め、この公演に関わる238名のうちの多くは、"踊りと関わりのない仕事を本業とする人たち"です。

稽古の詰まった週末を終えた翌日には、朝から電車に揺られて仕事へ向かう人がほとんどで、踊りに向き合うことが当たり前ではない中、”踊ること“、”創ること“を自ら選択し、限られた時間を費やしています。だからこそ生まれるエネルギーや、そこから生まれる踊り、そして〈その魅力に共感し、同じように純粋な情熱を持って公演に向き合う“踊りを本業とする人たち”〉と共に作りあげる作品、舞台には、他にはない魅力があると感じています。」


パンフレットにも書きましたが、そんな【社会人だからこその踊りや表現、作品】をお届けするというコンセプトは、公演を作り上げるメンバーや公演そのものの規模が変わっても、揺いだことはないし、そのこだわりはいつしか公演作りそのもの、運営面の目に見えない部分や、デザインや写真、文章など細部に至るまで反映されるようになった気がします。


だからこのhopestageという舞台に関して語ろうと思うとき、論点がありすぎて何から手をつけていいかわからなくなります。

だからあまり考えすぎず、ここからは思うままに書きます。


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*作品について*


今回のこの公演のラスト3作品、踊った、創った3作品についてです。元々はamazarashiの”古いSF映画“と”美しき思い出“という2曲がそれぞれ別にあって始まりました。

作品で何を表現したかったか、何を伝えたかったかは観る人、踊り手の解釈の自由があっていいと思うのですが...


■18『拝啓 西暦%011年3月1♯日tある島国にて生kr貴方へ』

振付:香取康志

■19『忘れたくないこと』

振付・構成:松居摩耶 

演出・振付:香取康志

■20『door』

振付:久保澄恵/岡嶋秀介


こーしMの世界を観ていたまやMの人たち。

最後にラスカルの前に現れる扉の向こうの二つの選択肢。

どちらを選んだのかはわからないけど、ラスカルが開いた扉は未来に繋がるもの。

扉の先の明るい未来を、すーみーとうすけが描いてくれました。

エンドロールでまずは終わらせて、新しい未来に繋げたいと思いました。



まやスロのメンバーは、まさにこの作品にぴったりというか、本当に真剣に作品に向き合ってくれる、色んな想いをのせてくれる22人でした。

踊りの持つ力を知っていて、踊り続ける未来の感じられるまやスロメンバーの踊りや、澄んだエネルギーが大好きでした。

例年のことながら、本番が近づくにつれ他の振付師が自分の作品へのフィードバックに力を入れていく中、自分の作品にラインを送れるのはmtgを終えて、振付師、運営、全体への連絡を終えてから。もう深夜だから、送れるのは早朝になってしまう。それがこんなにも悔しかったことはありません。でもいつも支えてくれてきたメンバーを中心に、最後までみんなでこだわり抜けたこと、合作の"意味"が観ている人に少しは伝わったらしいことが、本当に本当に幸せでした。


まやスロの作品の世界に確かに存在してくれたこーしMの皆さん、そしてこの合作が意味をもつために最後まで一緒にこだわり抜いてくれたこーしには感謝でいっぱいです。


あと、正直もうしばらく振付にエネルギーを注ぐのは難しいかなと思ってたんですが、達也さんに嬉しいお言葉をいただけたので、まだまだ成長すること、描くことがら逃げずにいようと思いました(備忘録笑)


ほんとはもっと書きたいことが沢山あるけど、観てくださった方には何かしら届いていると願って、このくらいにしておきます。


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*5周年ということについて*


同窓会公演がやりたかったわけじゃない。

そういう風に思われるのが本当に本当に悔しかった。同期の振付師や、出身サークルの振付師を、身内だからといって優遇したことは本当に一度もないし、同期振付師は、"同期だから"ではなく、着実に毎年前年を超えてくるメンバーです。(そんな仲間がいることは言うまでもなく誇りだし、みんながいたから私も走り続けられた。)

5年経ったから言えるけど、今のhopestageをあの頃に押し付けていたら、今あるあたたかさのあるhopestageにはならなかっただろうし、一人一人の価値観ばかりを気にしていたら、今ある”社会人だからこそ“の本当に踊りを愛する人たちの”希望“となれるhopestageにはならなかったと思います。

そして、今いるメンバーとの出会い、素晴らしい作品の数々も生み出されなかったと思う。


1年目、我慢した。

2年目も我慢した。

3年目、改めて悔しいと思うことがあった。

4年目、絶対に成功させなければならなかった。

5年目、やっとやっとスタートラインにたてた。


そんな感じです。でも、それぞれの年にそれぞれの魅力があり、意味があり、今があります。クオリティとか規模感とかそんな浅いものじゃなく、私が学生の頃から信じてたダンスや人が持つ底力というか。言葉にすると浅くなりそうだし伝わらなそうだからしないけど、SNSを読み漁る限り(笑)色んな方向性はありつつ、確かに今回は”今“っていうエネルギーが流れていて、踊りへの愛があって、未来への”hope”に繋がるstageになったのではないかと思っています。


当然のことながら層もかなり厚くなり、Oasisで言うなら上は6期、下は14期、その差は9代にも及ぶようになりました。見えてる景色も、感じるものも全く違うだろうなと思うし、それも魅力だなと思うし、年齢を重ねるにつれ、同じような葛藤や困難と同時に、同じような感動も味わったりするのかななんて思います。だからこそ、シンプルに"踊りの場"を提供することが大事なのかなとも思います。


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*最後に*


hopestageは、振付師もスタッフも、一人一人が担う役割や意味がとても大きいです。そして一人一人が本気でこの公演を創っています。

昔から人を動かすのは“言葉”じゃなく“行動”だと思っているんですが、まさにそれを体現している人たちだなと思いました。

頑張ろう、とか、いいものにしよう、とか、練習しよう、じゃなくて、振付師の作品やメンバーに対する愛情や情熱が一人一人を動かし、作品を動かしているんだと、こんなにも感じられる公演はなかなかありませんでした。具体例をあげればキリはないけど、これだけは体感してほしいな…。


社会人を輝かせることのできる、学びを与えられるゲスト振付師の皆さんと、社会人ならではの作品を創り、社会人に同じ目線で向き合って下さる振付師の皆さん、その総力結集を感じられたvol.5でした。本業であるかないかで分ける必要はあるのか?ないかもしれません。でも、意味はあると、そのいい意味での"自覚"があって生まれるパワーがあると、私は思います。


私の作品メンバーにはよく言うんですが、私はダンスは"続ける"ものでも"辞める"ものでもなく"人生と共にあるもの"だと思っていて、その"共にあるもの"として踊りを選んだ人にとって、一番の景色が見える場所、そして本番のたった2回のステージだけでなく、その日までの過程やこの公演を通しての繋がり、全ての記憶が未来に繋がるものになるのがhopestageであってほしいし、そうなるための努力や成長を誰よりしなければいけないのが自分だと思っています。


客だしは時間がなく打ち上げは到着が遅くであまり多くの人とお話しできなかったので、感想などあれば教えていただけたら嬉しいです。アンケートもですが、必ずや反映させて次に繋げます。



ここまで支えて下さった方々と、hopestageに一度でも関わって下さった全ての方々、この公演をやるエネルギーになってくれて、一緒に走り続けてくれた自慢の同期たち、運営を支えてくれてる仲間、いつもそばで見守ってくれている大切な人たち、踊り続けることの素晴らしさや深さを教えてくださる出演者の方々、そしてこの公演を始めるきっかけをくれ、スタートダッシュを共にしたたかしに、心から感謝しています。



もっともっと私自身が成長します。

それに尽きます。

ありがとうございました!!


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