今日は大晦日。
サロンは今日から1週間お正月休み。
スタッフ全員で、朝から大掃除をしていた。

「美子!ちょっと...」

雅人から呼ばれた。

「なんでしょう。」
「これ...」

見せられたのは、1枚の写真。

「この間のだよな...」

臣から手を引かれている写真。
でもなんで。

「思ってたんだけど...芸能人だよな?」
「はい...」
「三代目?似てるなとは思ってたんだけど。」
「...はい。あの...他には何か...」
「これだけなんだけど...ここに送ってくること自体おかしいよな?なにか周りでおかしいことない?」
「今のとこはないです。」
「ならいいんだけど...。ほんとに付き合ってんだな。」
「.....はい。」
「そっか...」
「なにかあったらすぐ教えてください...」
「わかった。変なことあったらすぐ言えよ?相談のるから。あと、ちゃんと彼氏に話せよ?」

臣とは、クリスマスからすれ違いで、ほとんど話せてなかった。

今日は朝方しか帰って来ないし、新年会や決起集会もある。

それが終わればやっとお正月休み。
それからもイベントで海外に出るし...

でも、早めに話したほうがいいんだろうな...

いろいろ考えながら、大掃除も終わり家路についた。
帰ってからは家の大掃除をした。

prurururu...prurururu

ーー臣だ。

「もしもし?」
『なにしてんの?』
「大掃除してた!」
『そんなんしなくてキレイじゃね?あ、今日の晩飯は?そば?』
「一人で紅白見ながら食べまーす!」
『くくっ!!寂しい奴。笑』
「うるさいな!笑」
『帰り朝方になるけど...』
「わかってるよ頑張ってね!見てるから!」
『おぅ!...声聞けてよかった...』
「私も...」
『会いたいの俺だけ?』
「なはずないじゃない...私だって...」

ーー帰って来て、ちゃんと話そう。

テレビに出てる臣は、ほんとに輝いててる。楽しそうで、自分の彼氏だって忘れるくらい、いつも見入ってしまう。

私たちが一緒に年を越せる日はあるのかな...