2015年 8月1日のブログで、
「Brie Larsonとおバカ系・・」という題でブログを書いたのですが、今回はその後の話を。
それはBrie Larson(ブリー・ラーソン)という歌手の
1stアルバム
『Finally Out of P.E.』をなんとなく輸入盤屋で買って持っていたことから始まります。
『Finally Out of P.E.』
その中でも当時気に入ってよく聴いていた曲が、この曲
She Said
ブリーはアメリカ🇺🇸のカリフォルニア州サクラメント出身。
1989年10月1日生まれで、本名は
Brianne Sidonie Desaulniers
(ブリアン・シドニー・デソニエーズ)
と、ちょっと長い。
「ブリー」は子供の頃からの愛称かな。
フランス系らしく、子供の頃家ではフランス語を話していたそう。
元々音楽好きだったブリーは7才で歌を歌い始め、12才でギター🎸を弾くようになり、ロック・コンサートに通い詰め、さらにヴィンテージ・ロックのアナログ盤を収集する趣味を持っていたといいます。
ちょっとませた子だったんでしょうかね。
2004年秋にアルバムを発売予定が、実際は1年近く後の2005年10月18日にずれ込み発売。当時16才。
制作に時間がかかったのか、お蔵入りになりそうになったのか、その辺は分かりませんが、無事発売となったようです。
当時のスタジオライブがこちら。
さあここから一躍全米のPOPスターに!
となるはずでしたが、このアルバムは全米でたった
4,000枚しか売れなかったそうです。
結果彼女は、このアルバム1枚しか発売しませんでした・・・
普通はここで話は終わってしまうのですが、彼女には実は後日談があります。
その後『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010年公開)という映画🎞に彼女の名前を発見しました。
スコット・ピルグリムのトレーラーが👉
この映画、カナダ🇨🇦、アメリカ🇺🇸、日本🇯🇵、イギリス🇬🇧の合作映画で、カナダのコミック『スコット・ピルグリム』の実写版とのこと。
今流行っているバーチャル世界の映画としては先駆けかもしれない(?)映画。
当時の資料では、メインキャストにも入ってない端役扱い。
キャスト欄でも9番目の位置。
トレーラーにも出てこないし。
役柄はエンヴィー・アダムスという、ゴスで、クールなアイドル歌手。主人公が密かに恋するが(主人公の元カノだったかも?)、いま彼女には屈強な彼氏が・・・
という役だったような。
16才の時とは全く違った風貌で登場します。
出演シーンが👉
久しぶりにブリーを見た、というところまでが
2015年 8月1日のブログの話でした。
しかしブリーの物語は、ここからまだまだ続くのです。
2016年2月28日、第88回アカデミー賞において、
ブリーは前年2015年公開の映画『ルーム』でなんと
アカデミー賞主演女優賞を受賞🏅するのです!
奇しくもこの映画もカナダ🇨🇦、アイルランド🇮🇪、イギリス🇬🇧、アメリカ🇺🇸の合作映画でした。
コツコツとキャリアを積み重ねた結果、とうとう最高の賞を獲得するに至ったのです。
めでたしめでたし・・・
と、ここで物語は終わるはずですが、ブリーの物語はまだ続きます。
2019年3月公開『キャプテン・マーベル』では、
アベンジャーズ誕生の鍵を握る重要なスーパー・ヒロイン「キャプテン・マーベル」になってしまうんです。
トレーラーは👉
全米トップのPOP歌手にはなれなかったけど、アメリカを代表する女優とアメリカン・ヒーローになったブリー。
そんなブリーは現在32才、これからまだまだ物語は続くことでしょう。
ブリー唯一のアルバムですが、
今では、アップルミュージック始めSpotify、レコチョクなど様々なところで音源が購入できるようになってます。
全米では、4,000枚しか売れなかったこのアルバムですが、日本には当時輸入盤として結構入ってきていたらしく、
今ネットを見ると、当時買った人はなかなかよかったと評価してますね。
ということで、機会があったらアルバムも聴いてみてくださいね。