ついに、ついにGIRLの1stアルバムと2ndアルバムがリマスター盤として再発されました(祝)!!!
欧米のHARD ROCK / HARD POP / AORのアルバムの名盤からレア盤までを次々とリイシューする
ROCK界の良心、「ROCK CANDY RECORDS」
からとうとう・・・(涙)
やってくれました。
ありがとうございます。
GIRLとは以前のブログでも書きましたが、後にTORMEやL.A.GUNSのボーカルとなるフィル(フィリップ)・ルイスやDEF LEPPARDのギタリスト、フィル・コリンを輩出したロンドン出身N.W.O.B.H.M.バンドなんです。
1st album
『SHEER GREED』
1stアルバムにはボーナス・トラックが2曲追加されてます。
『You Really Got Me」
言わずと知れたキンクスの名曲。ヴァン・ヘイレンもカバーしてました。
Hollywood Tease シングルのB面曲。
「Love Is A Game」
クレジットを見ると(Ballard)と書いてあるのでラス・バラードのソロ曲かな、と思って調べたら正解でした。ただバラード自身のアルバム・シングル歌ってないようで、どうやら提供曲だったようです。
この2曲はJETレコードから無理矢理シングル用に提示されたようで、オリジナル曲で勝負したかったメンバーは本意ではなかったとか。
よって2曲ともあまり面白い出来にはなってません。その辺正直ですね。
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なんか聞いたことあるなと思ってたら、1998年に日本クラウンから発売されたGIRLの未発表曲集『KILLING TIME』に収録済みでした。
GIRL
『KILLING TIME』
E.F.BAND
『LIVE AT MUDD CLUB IN GOTHENBURG』
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ちょっと脱線しました。
中には20ページのブックレットが付いてまして中々良い。
こんな感じ。
フィル・ルイス(ボーカル〈写真中央〉)がなんかやたらカワイイんですけど。
この写真初めて見ましたが、当時の日本盤シングル・ジャケットのようです。
これは1980年当時、日本の洋楽好きの女の子から絶大な人気があったのもうなづけますね〜。
裏面です。
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2nd album
『WASTED YOUTH』
こちらにはボーナス・トラックとしてなんと、1981年のロンドン・マーキーでのライブ12曲がCD1枚分で付いてくるお得盤だったりします。
1st・2nd共にリマスターの効果出てます。音圧も出て、音の分離もバッチリ。ドラムを筆頭に楽器がリアルに感じられます。good jobです。
POPな楽曲なら断然1st、ハードで硬派な演奏なら2ndですか。
特に2ndには早くもL.A.GUNSやDEF LEPPARDの曲の片鱗が萌芽してるので非常に面白い。興味持って聞けました。
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ついでに、以前から売っていたライブ・イン・ロンドンのアルバムも買いました。
DEAD LINE MUSICというL.A.のよくわからんレーベルから出てたやつです。
9曲約28分しか入ってませんが、「My Number」「Heartbreak America」「Hollywood Tease」のライブ音源入ってるのでとりあえず買ってしまいました。
ジャケット写真は2ndジャケットのアウトテイクのカラー写真ですね。
この音源よろしいですな〜
めっちゃカッコイイじゃないですか。
もう本当にフィル・ルイスって男はR&Rしか出来ない声質なんですよね。
それしかできない潔さ。痺れなくてどうします?
2ndに付いているライブ音源より音いいです。
ノリが良いので、N.W.O.B.H.M.好きなら買いです。
ラスト曲「Do You Love Me」がブリティッシュ過ぎますが程良く明るくて、なんかジーンと来ますね。
なんでかなあ。
※この曲、調べたらなんとKISSのカバーだそうで・・・
アメリカだけど思いっきりブリティッシュですね、KISSって。
このライブ音源は、どうも1980年2月3〜7日のハマースミス・オデオンの1stアルバム御披露目ライブ後の2月26日にロンドン某所で録られたようですね。
このポスターカッコイイっす。
、と以上趣味丸出しのブログでした。