10年ほど前

ヤフオクで見つけた油圧ショベル「PC25R」

自伐林業の私にとっては、まさに革命!

 

しかし、慣れるにつれ

固定ツカミに限界を感じてくるわけで。
★角度によってはつかめない
★回せない
★好きな角度に置けない
★材に傷が付きやすい・・・等々
せめて、回転グラップルくらいは欲しいと思いながら

ネットオークションなど眺めていたけど
自分での運搬を考えると3tが限界で、

ベース機ごと油圧配管付きに代えないとダメだし、

二の足をふんでいたが、今回補助金の後押しもあって検討することに。

グラップル付き中古を探すも

稼働時間など不安なので個別に検討。
ベース機は重機専門ネットショップから

比較的新しい往復配管付きの「クボタU30-6」に決定!

ゴムクローラ仕様だが以前も山仕事で支障なく使えたし

舗装も走るので良し・・・。

さてグラップル。
国産メーカのは、かなり使い込んだ中古でも高額なので

オークションで某国製新品?にした。
価格は国産メーカーの半分のまた半分ほど、

ただし取付・メンテ・修理全て自己責任。
かなりの冒険だが「パーツ供給可」を信じて使ってみよ?

そして
ポン付けとはいかないまでも、さほど困難も無く取付完了。
ボタンスイッチによる電磁弁で動作するが、ここが国産との差、
スイッチオンでいきなり油圧全開なので

スムーズに動かすにはペダルテクニックがいる。

そんで順調に実働したが、気になる点が3つ。
★小旋回ってバランスが悪い
★グラップルの操作パターン
★グラップル爪の形状

 


一つ目のバランスの悪さ
経験者は、わかると思うがブームを動かすと

頭が重いので「ガックン、ガックン」する。
クイックヒッチ(40㎏以上)も付けたので、これは慣れるほかないか。

 


二つ目の操作パターンは回転方向を逆にしたかったので電磁弁コントローラーのハーネスを切断し組み替えることで変更できた。

 


三つ目の、爪の形状は、

オークションの写真を見た時から違和感を感じていた通り。
大きく湾曲した長い爪は、

細い木材を沢山つかむには適してるが選木しにくい
早速、当初から頭の隅にあった改造計画に着手。
両端を切断し、長さと形状を作り直した。
結果は予想以上。
短くなったので握力が増し、爪も下方に向いたのでピックアップも上々、全開も広くなった。

 


仕上げに純正色っぽく塗装し、いい感じに仕上がった。
それにしても予想以上に重いなぁ!

・・・旋回要注意!