大径木伐採用に Husqvarna550XP で使っていた 20in1.3㎜ゲージのガイドバー。
昨年7月、なんと使用中にスプロケットが割れるというトラブルがあった!
https://ameblo.jp/skymm2k7/entry-12611959116.html

酷使が原因?それとも、1.5㎜~1.6㎜ゲージのガイドバーに比べて薄いため強度不足なのか?

などと考えたので 550XPで1.3㎜ゲージは使わないつもりでいたのだが・・・。

・・・

時代は、1.1㎜~1.3㎜ゲージの薄いバーと狭い切削幅のソーチェーンを使うのがトレンドのようで、

切削面積が減ることで抵抗が少なくなり、切れ味が増すということらしい。

いや、我々プロは過酷な山仕事だから、厚くても丈夫な方がいいだろうと思ってはいるが、

確かに20inにしては軽く使いごごちも良かったし、20BP80のソーチェーンも残っていたことから再度発注してしまったのだ。

ただ、この3種類のソーチェーン、切削幅の差をそんなに感じたことは無かったので、今回初めて切り口を比べてみた。


右から
1.3㎜ゲージ25AP⇒Kioritz2600t/EchoBCS56V
1.3㎜ゲージ20BP⇒Husqvarna550XP(今回購入したもの)
1.5㎜ゲージ21BP⇒Husqvarna550XP
1.6㎜ゲージ22BP⇒STIHL026
やっぱりなぁ!…見ただけでは違いがわからん?

一番右は同じ1.3㎜ゲージでも小型チェーンソーでピッチも違うので明らかに狭いけど、他の3つは殆ど同じに見える。
試し切りしたのは杉で柔らかいし切るときのブレもあってか、ノギスで計ってもよくわからん?

そんで、クサビで試すとやっぱ左にいくほど若干広いのはまちがいないようで?

20BP/21BP/22BPを比べた限りでは真ん中のコマの厚みだけの違いかな?
ということは約8.0㎜の切削幅のうち0.3㎜の差?
この程度では切れ味の違いは実感できないですねぇ?

と、いうわけで、比べてはみたけど精度が低く、どうしようもない考察だった。
結局、切れ味を体感したければ、専用の組み合わせを買うべし…と言うことか。