前回「EMPEX-map21EX」から「GARMIN-eTrex30xJ」に乗り換えた話の続き。
またまた「カスタムマップ作りループ病」にかかる。
本来なら法務局で座標付き地籍図を入手し再作成したいのだが、とりあえず従来のマップを基に手直しを始めたもんだから、位置補正やら、色々と思いつき、手直しを繰り返し永遠に終わらないのである。・・・困ったもんだ!
マップも点在している山林ごとに、それぞれ作っていたものを一枚にまとめたので範囲が5×3kmと図面もデーターも大きくなり、表示速度も遅!
ま、スクロール以外、実用上問題はないようですが?
「平均位置測定」という機能では誤差1m前後にまで収まってくるような気がする。
今までは誤差を想定して境界の参考程度に扱ってたが、こうなると正確なマップを作って境界を極めたくなりますな?
そんなわけで後日。
いよいよ「座標データ欲しいなぁ!」と、法務局行きを考えていたところ、なんと!町役場でも座標付き公図がとれるようになっていたんですねぇ・・・知らなかった。
早速、その場で請求し、一枚410円というので、広範囲を取ろうとしたら、一筆ごとだって!
数十筆あるので×410円=高っ!
とりあえず8筆だけにした。
手に入るのは、平面直角座標系の紙データだけなので、GPSで使うには緯度経度への変換が必要になる。
「国土地理院HP」に変換ツールがあったので、これを使うことにした。
スキャンし数値化したデータから緯度経度を一括出力。
「カシミール3D」に入力し境界線をベクトルデータとしてマップに出力。
これで、理論上は誤差の無いカスタムマップ完成。
今まで、公図等の画像データから位置合わせでマップを作っていた私にとって、このベクトルデータは画期的。
でも、精度は現地での機器次第なんだよなぁ!
「GPS」も最近はGPS・GLONASS・みちびき等々複数を利用して「GNSS」と言うらしい。
そのため、このパーソナル機器でも林の中で充分測位できる。
何といっても以前と比べ物にならないバッテリー長持ちがうれしい!