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オーストラリア、シドニーから

シドニー観光の目玉と云えば、世界遺産に登録されたブルーマウンテン Blue Mountains ですが、その中心地、スリーシスターズ Three Sisters &エコーポイントEcho Pointから少し北上すると世界最古の鍾乳洞ジェノラン・ケーブ Jenolan Cave、そしてその先に「シドニー温泉 竜神の湯」Sparadise スパラダイス 施設があります。


シドニー市内からスパラダイスまで160km、車で2時間30分ほど、美しい湖 ライエル・レイク Lake Lyell を眺望できる好立地にあります。

男女混浴と聞いたので、先日予約の上、興味津々ドライブしたのですが・・・残念ながら・・・(予想通り)水着着用、ニュージーランドのロトルア温泉 Rotorua と同じでした。

この「竜神の湯」露天風呂お湯の温度40度、内湯38度、ユーカリブスの臭うスチームサウナ (Herbal Steam Bath)、シャワールーム、休憩施設など備えた憩いの場ですが、現在の営業は金曜日、

土曜日、日曜日、祭日のみの営業となっています。 温泉のお湯は良質のミネラルを含んでいるとは云え、冷泉のため、38度~40度のお湯に温めています。

入浴料金は$お一人当たり@60ドル(6千円)、正直高いと思うがシドニーではたった一軒の温泉施設にて納得しなくてはなりません。

おおむね3時間制の予約オンリーとなっており、ゲストは事前に予約しなくてはなりません。当日の飛び入りはできない日があります。

地下800メートルのブルーマウンテンの天然水を汲み上げ40度に沸かす温泉施設の維持費を考えソロバンを弾いて計算すると、少し、お気の毒なような気がします。


シドニーに長年住んでいる日本人にブルーマウンテンの “竜神の湯”と訊ねても、殆どの人々はご存知ないのが現状です。

この “竜神の湯” のオーナーは京都在住の現役 “歯科医” なのですが、マスコミ嫌いにてほとんど、宣伝していません。 私も、中国人の経営というホラ話を長年信じていました・・・

このお医者さん、2000年シドニーオリンピックの前から、この地を造成して景観を損なう事がないように “日本式温泉” のOPENを目指して奮闘していたとのこと・・・・この温泉にすでに14年間勤務しているフロント女性の解説なので間違いのない話しでしょう。

たった週3日の営業、3時間交代の温泉料金設定と云えども、130人、一日60人から100人のお客さんのお世話なので 殆ど儲けにならない “チャリテービジネス” と云えるでしょう。

日本の標準温泉のように「お湯の温度42度」であれば有難いのですが、オーストラリア・厚生省は一般の 温泉施設の最高温度を40度まで に規制しています。

(欧州出身のオージーの肌はデリケートな人が多くて、お湯の温度42度の場合は “やけど Scald ” をして、裁判で訴える人が少なからずいるためとのこと・・・・)日本人の場合は、特殊な体質でない限り、お湯の温度42度が最適と云われているので、我々日本人は少々物足りない水温と云えるかも知れません。

数年前、私の知人夫妻が、この温泉施設に併設している宿舎に2泊予約しました。 温泉はそこそこ満足できたのですが、この宿舎のシェフが中国人、和食を期待していたのですが食事が合わなかった

ので1泊キャンセルしてシドニーに戻ってきました。 宿泊代金もシドニー市内宿泊よりも30%高く$300ドル(1-Twin3万円程度、運搬費がかかる土地柄、僻地なので、仕方ない料金設定なのか・・・

マッサージ代金もシドニー市内と比較すると30%増 45分 $80ドル~$100ドル。 しかしながら、このホテルに宿泊すれば、澄んだ夜空に美しいお星さまを見ることができます。

今まで一度も満天の星空を見たことがない人、天の川をじっくり見たい人には絶好のスポットなのです。

多少おおげさですが、天文学にまったく興味のない人でも、闇のなかから夜空を埋めるほどの “満点の星空” を見ると、心が洗われて、思わず涙してしまう人も多いとか・・・・

そんな、日常では見られない風景に遭遇できる「きれいな星が見られるとっておきの場所」・・・・・宿泊すればすばらしい星空を見て癒されることは間違いありません。

ともあれ、宿泊代、マッサージ代ともに多少割高ですが、何しろ有名なブルーマウンテン地区の高級ホテルに宿泊するお客さんが日帰りで訪れる “竜神の湯” は静かな人気があるようです。

シドニーから北東、ニューキャッスル New Castleを経由して7時間30分ドライブ(650km)すると、モーレィ(モーリー)Moree という温泉地があります。

大阪―東京間556km よりもまだ距離が長いのですが、途中昼食休憩をしながらでも、なんとか一日10時間程度で到着できます。

ここは天然のお湯、日本の温泉レベル並みです。神経痛、リューマチに効果があるということで、“湯治場の温泉” として豪州人には良く知られています。

泉質: 塩化物泉 適応: 筋肉痛、関節痛

オーストラリアには日本のような火山はありません。従って、日本やニュージーランドのように独特の臭いのある硫黄泉ではありません。

無色透明で温泉と冷泉があり、この地、Moree 温泉では、アボリジニー(原住民)の昔からの言い伝えで体に良いと云われていました。

シドニーからの道中、コットン・フィールド(綿花畑)が続きます。綿の栽培を1960年代からはじめて現在ではオーストラリア最大の綿作地帯の中心地でもあります。

ここにはキャラバンパークがあり、オーストラリア中から多くのキャンピングカーが集結します。そしてこの地にて1か月以上滞在して ”温泉療養“ をします。温泉のお湯温度各プール区別37度、38度、39度までなので、日本人には多少温度が低すぎるので39度のプールを選択して30分以上水着を着たままゆっくりとお湯に温まります。

日本の温泉のように裸で風呂に入るという雰囲気ではなくて、一見してプールに浸かっているようなイメージです。


もう一つの天然温泉は、メルボルン郊外・ペニンシュラ半島 Peninsula Hot Springs にあります。

メルボルン空港からレンタカーで 115km、約1時間半ドライブします。電車はありません。

ペニンシュラ温泉(ペニンシュラ・ホットスプリングス)は、日本の温泉のくつろぎ効果に着目したオーナーが、世界30か国以上のスパSpaを研究した後、2005年オープンした国内最大級の温泉施設です。
ペニンシュラの地下637メートルに眠る温泉源を発見し、採掘によって湧出した天然温泉は、約50℃。本格的な温泉施設と云えます。


バラエティに富んだリラクゼーション設備は、20以上!入浴施設には、洞窟風呂や歩くだけでリフレクソロジー効果がある歩行風呂、ハイドロ風呂、スチーム風呂、プライベートな家族風呂、サウナ、

そして360度の眺めが楽しめる丘の上の風呂などがあります。 ここもまた、残念ながら水着のままなので、裸のおつきあいではありません。

温泉以外にトリートメントやマッサージが受けられるデイスパ Day-Spa「ドリーミングセンター」があり、リラクゼーション(寛ぎ)とレクリエーション(娯楽)の2つを体験することができます。

ご覧の通り、各種サイズ、いろいろ工夫を凝らしたプライベートプール(湯船)があるのですが、日本人にはどうも水着を着用したままお風呂にはいる習慣がないので、この施設を利用しても

心から寛げる雰囲気にはなれません。 我々 “野郎ども” の希望としては、男女ともに裸のままで、一緒に湯船に浸かれば リラックスできると思うのですが・・・・・?? (トンデモナイ? )

ところが、「日本の温泉・男の助平心をくすぐる混浴温泉に行って、女性の裸が見れるのか ?」 という単純なギモン・・・・について・・・

ある混浴大好き男がこれまで100回以上入浴したそうですが、赤の他人の女性の肌を見たのは2回のみ・・・という実レポートがあります。

また、実際に何度も見たことがある・・・と答えた人に詳しく訊ねると・・・・♪ じっちゃん、ばーちゃん ♪ ばかりで若い女性は “露出狂” でない限り滅多にお目に掛かることはないとか・・・

さもありなん・・・・その昔、社内慰安旅行で温泉にゆけば、必ずストリップ劇場に飛び込んだものですが、あの可愛い彼女も今や古びたなすびになったかも? トホホ・・・・


外国に長年住んでいると、皆さん、不思議と ほぼ同じような “望郷の念” に駆られます。

今度日本に一時帰国したら “ 美味しい和食を食べたい、温泉三昧の旅行がしたい ” などなど・・・・

若い頃は空腹を満たす程度でよいのですが、加齢につれて趣味趣向が固まって、食事にも一層好みが激しくなり、あれこれこだわる傾向にあります。

ところが、日本に住んでいる人は “いつでも美味しい和食が食べれる” “ 何時でも温泉旅行が出来る ” という便利な環境にあれば、 “ それがどうしたの? ” と・・・・

我々の先輩諸氏、すでに永久帰国した人々から漏れ聞こえるセリフ・・・・・

あれほど、恋い焦がれた “ 温泉″ と ”和食“ なのに、日本にどっしりと住むようになると、「いつでもかなう夢」 とついつい思ってか、あまり外食もせず、温泉にもさほど魅力を感じなくなって・・・

・・・昔旅行した00温泉が良かったなア! 次はあの温泉に・・・とか・・・・あまり焦った考えがなくなります・・・・

つまるところ・・・・人間はないものねだり するものだなアと最近つくづく思うようになりました・・・・ “風の果て、尚足るを知らず” ・・・・・・