彼女は俺が卒業したドッグトレーナー養成校に通っている生徒でインターン研修で指導したことがある
「あんなー、ずっと学校通ってんねんけどなー、全然進まんくてもう学校行くの嫌やねん…」
彼女はいわゆる「敬語が使えない人」だった・・

俺と同じ講師(現直属の上司)に指導を受けているが言葉遣いや服装を何度も注意され改善しないことに対して厳しく叱責されてどうしていいか分からず俺に相談しにきたということだった・・。
「ウチは生まれた時から周りに『敬語』を教えてくれる人がおらんかったし、学校もずっと不登校やったから…今までずっとそれでやってきたのにいきなり変えろ!て言われても無理やん・・」
彼女のことは上司から聞いていたが、とにかくネガティブ思考で「指導される=自分を否定されている」と解釈してしまう
20代後半ぐらいだと思うがロングの金髪にヒョウ柄の露出の多い服装と一般に奇抜といわれるビジュアル
「本部に電話して先生を変えてほしいて伝えてんけどウチがそんなんやったら先生変えても一緒です!て言われた・・そんなつもりで言うたんちゃうのに…。」
以前のブログを読んでくれた人は理解していただけると思うが彼女を昔の自分と重ね合わせた
彼女がネガティブ思考になったのは何も彼女が全て悪いわけではない
生まれた時から周囲に自分を否定され続けたらそりゃネガティブ思考にもなる
彼女にネガティブから生まれるプラスもあるということを伝えたかった
俺は言った
「別に敬語なんか使えなくてもいいんじゃね?逆にそれを武器にしたったらええやん!飼い主さんに『ウチ敬語が使えんけど堪忍してなー、せやけど愛嬌あってええやろ?』とかそれを笑いのネタにしたらええやん!俺も『トレーナーはブサメンですがパートナーは超イケメン柴犬のレオンです!』てブサメンをネタにしてんで!!一見ネガティブに思えるけど結果的にプラスになればいいねん!」
めっちゃ関西弁なってしもた
「ネガティブからプラスにするか・・なんかいいかも!」
彼女は教室に来て初めて笑顔を見せてくれた
俺もそうやった様にネガティブ思考の人を励ますと「ポジティブにならないといけない」と脅迫観念に囚われ余計に萎縮してしまう終いには「ポジティブでなければ生きていてはいけない」とまで自分を追い込んでしまう
だからネガティブさを否定せずに認めてあげることが大事
それだけで相手はとても楽になれる。
これは飼い主さんと接する場合もいえる事
これが彼女が前向きになるヒントになることを願います
