藤井孝一『読書は「アウトプット」が99%』三笠書房、2014年
・本の内容
「本」は読書でのインプットよりも、その後の①話す②書く③行動 する、すなわち「アウトプットする」ことで自分のものになる!
これが本書で言いたいことです。本書の話の構成としてわかりやすくまとめると、1章でアウトプットすることの重要性を、2章でアウトプットするための準備としてのインプット(本の買い方・読み方)の方法を、3章で①話す②書く③行動することの具体例をわかりやすく提示しています。また4章ではお金を稼ぐ人、人の上に立つ人の読書をする意義がかかれており、最終章である5章では筆者自身が今まで読んできた本の中で特におすすめだというものを挙げて締めくくっています。
・学んだこと
この本を読み進めていく中で、自分がもうすでにやっていることがいくつかありました。しかしこうやって一冊の本として読書に関して自分自身がすべきことがしっかりとまとめられているものを読むことで、今までやってきたことがこの本だとこの箇所のことだとか、いままでしてこんな風に読んできたことによってこんな効果があったのかなどというように、読書についてすでにやっていたことを俯瞰的に見ることができるようになったと思います。
特に大学生の場合は、専門科目の本とそれ以外(ビジネス書・文芸書)の本を両方読むと思います。僕自身も大学生なので、この本は専門科目外の本を読むときに参考にしようと思いました。特に大学生は注意して、しっかり2つの種類の本を区別してそれぞれアウトプットを実践していただきたいと思いました。
・どう生かすか
最後の章に筆者自身が読んだ中でもおすすめの本が列挙されているので、まずはその本からアウトプットの練習をしていきたいと思います。
・最後に
このレビューを最後まで読んでいただいてありがとうございます。この本は読書するうえで欠かせない一冊になると思います。読書が好きな人もあまり本を読まない人も是非一度手に取って読んでみてください。
それではノシ