『9月に鑑賞した作品』 | skyLetの『趣味と日常の小部屋』

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こんばんは!
skyLetです('∇')





9月に観た映画のまとめです。


9月に観た作品は…、



『こんにちは、母さん』◯
☆×3.8

『Gメン』△
☆×3.0

『グランツーリスモ』◯
☆×3.8

『ジョン・ウイック コンセクエンス』
☆×3.5

『福田村事件』
☆×3.8

『BAD LANDS』
☆×3.7

『沈黙の艦隊』
☆×3.6



(◎=ハマった・○=よかった・△=いまいち・無=まずまず)





以上7作品で、今年の観賞作品数は71本になりました。



気になった作品のご紹介。



『こんにちは、母さん』


東京下町で足袋屋を営む母と、大手企業の人事部に勤める息子の話。

仕事と家庭に悩みを持つ昭夫(大泉洋)が久しぶりに実家を訪れると、母の福江(吉永小百合)がある男性に恋をしていた。

母と息子を中心に、下町情緒溢れる浅草での人々の交流が描かれる。



我らが大泉さんは吉永小百合さん演じる足袋屋の福江の息子役で出演しています。

水曜どうでしょうの最新作で話が出た“とんでもない大きなお仕事”というのがこの作品です(=∇=)

息子は会社や家庭での様々な事情を抱えて悩ましい日々を送っておりますが、基本的には下町で暮らす人々の日常が映し出される平和な内容です。

そんな生活の中で揺れ動く人の感情が描かれる山田洋次監督らしい作品でした。



『Gメン』


「彼女が欲しい!」という理由だけで女子校に囲まれまたモテ男子校に転校してきた高1男子の話。

モテたいために女子校に囲まれた男子校に転校した高校1年の門松勝太(岸優太)だったが、彼が入ったクラスは教師も怯える恋愛とは無縁の問題児が集まるG組だった。



当初は観るか迷っていた作品ですが、映画評価サイトで高評価だったので鑑賞してみました。

しかし、結果的にこの作品は合いませんでした(´ω`)

アクションあり、コメディあり、友情ありの青春娯楽作品なのですが、てんこ盛り過ぎて深みがありません。

コメディは下ネタや滑っているものが多い。
唯一笑ったのは予告でも使われていた担任教師役の吉岡里帆さんの登場シーンくらいでした。

アクションは頑張っていると思いますが、アクション主体の作品と比べてしまうと質が落ちます。



映画評価サイトで高評価だったので期待してしまったのもありますが、思った以上につまらなくてガッカリしました。

あとになってそのサイトを見ると、高評価をつけている人の中にはこの作品しか評価してない人が多数いるんですよね(=д=)

それが一体どういうことなのか。
判断は皆さんにお任せします(=∇=)



『グランツーリスモ』


TVゲームのレーシングソフト「グランツーリスモ」に熱中する青年が、レーシングドライバー養成プログラムに参加する話。

父は元サッカー選手、弟もサッカー選手の道を進む中、TVゲームにハマるヤンは家族の中で孤独を感じていた。

そんな中、ゲームプレイヤーを本物のカーレーサーに養成するプログラム「GTアカデミー」が発足。
テストの結果、ヤンは合格してプロレーサーになるための訓練をすることになる。



PlayStationの人気レーシングゲームを元にした作品。

この作品、単にゲームを元にした物語だと思っていたのですが、実話ベースの話なんですね!大変驚きました。



内容は父親との確執を交えつつ、レーサーを夢見る主人公の成長を描いているので分かりやすくて良い。

レースシーンはレースゲームが関わっている作品ということで、TVゲームを彷彿させる演出が随所にあるのが面白いです(笑)

レース以外の場面ではPlayStation(SONY)、日産が関係していることもあり、日本が映るシーンがあります。

海外のアクション映画では未だに“日本によく似た日本”が描かれることがありますが、この作品では特に違和感は感じませんでした。

映画の中でも語られていますが、ゲーマーをレーサーにするなんて夢のような話です。
それができてしまうということは、グランツーリスモがそれだけリアルなレーシングゲーム(ドライビングシミュレーター)であることが分かります。



『福田村事件』


関東大震災直後に実際に起きた事件を元にした作品。

関東大震災後の混乱の中で広まった噂により、千葉県福田村に滞在していた香川県の行商が朝鮮人に間違われて自警団に襲われる事件が起こる。



1923年9月に千葉県北西部にある福田村(現:野田市)で起きたこの事件。

茨城との県境にある村で起きた事ですが、この作品の存在で初めて知りました。


朝鮮から帰国した夫婦、渡し船の船頭、香川の行商、村の住民、女性新聞記者を中心に描かる群像劇。

前半は登場人物の人間関係と当時の時代背景が丁寧に描かれ、震災後は混乱と根拠のない噂から疑心暗鬼となる村民の姿。そして閉塞した集落の群集心理が作り上げる狂気が映し出されます。


重たい内容ではありますが、史実としてこのようなことがあった事を伝える貴重な作品。

娯楽だけでなく、物事を伝えるための映画も時には必要と感じた作品でした。



以上、9月鑑賞した映画紹介でした。





それでは、また(o∇n)!