寒波の影響で寒い日が続き、春の訪れが待ち遠しかった今年の冬。
やや遅れ気味で4月にずれ込んだ桜の開花。
でも開花してからは駆け足で満開に。
例年だと開花宣言から一週間程度で満開になる桜だが
今年は開花から5日程度で満開になった。
北からの強い寒気が長く居座り続けた一方で
南の暖気はしっかり春の準備を整えて出番をまっていたのかもしれない。
それを象徴するのが開花から一気に満開になった桜と
3日4日に被害をもたらした春の嵐。
この時期は北の寒気団と南の暖気団が日本付近で
”おしくらまんじゅう”をしてるような状態。
その南の暖気と北の寒気の温度差をかき混ぜるように解消するのが温帯低気圧。
北の寒気の勢力が強く南北の温度差が非常に大きくなったため
低気圧もよく発達し爆弾低気圧となって大きな被害をもたらした。
春にはこのような爆弾低気圧が発生し台風並みに発達する事は珍しくはないのだが
今回の爆弾低気圧は発達の過程で台風と同じ構造に変化したと言われている。
温帯低気圧と台風では構造や発達過程に大きな違いがあり
台風の発生には色々な自然条件が必要。
そのため、台風の勢力が弱まり温帯低気圧に変化するのとは違い
温帯低気圧が発達して春の日本海上で台風と同じ構造になるのは
まさに想定外の出来事。
明日の天気は雨。
爆弾低気圧のような激しい暴風雨にはならないが
温帯低気圧から伸びる前線の通過による突風や急な風向きの変化
南からの暖かく湿った空気が流れ込む太平洋側の南東斜面では雷や大雨に注意が必要。
せっかく咲いた桜の花散らしの雨となりそう。


