実家に帰省中。
時間できたので、昨年2023年を振り返ります。
※めちゃくちゃ文字数あります!当時のXポストも添付
遅くなったけど、答え合わせ。
正にこの筋書き通りだった。
↓Xの2023年1月ポスト
●映画人生、最良の日更新
9年ぶりの劇場公開作品「ワンライライン」のイベント、自身の映画人生の最高な一日として刻まれました。
上書き更新されましたね!
そのすぐ後、新しい映像制作チームに入り、沢山の社長と終電なくなるまで話し込んだり、地上波テレビにも出たりしましたetc...
映像で食っていける足場が上手い具合に組み上がり、正に俺の理想だった世界、好きなことして生きていける新時代がキターっなりました。
今年は変わるぞ、行動するぞという気持ち
直感を信じ、沢山の決断をした。
●タレント養成所と関係リセット
9年間の間、協力関係で生徒(役者)をお借りしていたタレント養成所と関係リセット。過去作の動画や写真等の削除と悲しい条件付きでしたが、後悔はしていません。
そして、中旬まさかの展開へ。
フッと精神の糸が切れました。
この辺りは今でも鮮明に覚えている。
地獄だった。
絶望、闇落ち。
今まで「映画制作」という土台があったため、
精神が病むという話を聞いても
へー、と他人事で、いろいろ考え過ぎちゃう人も世の中にはいるんだな〜程度。
柱がしっかり立っている自分は関係ない世界だなと思ってましたが...
柱がポッキリいくどころか、全壊しました。
就寝時、仕事中お構いなしに涙線崩壊が何回も押し寄せてきました。
自分、最近やべーなと感じつつも
今年は恵まれる年なんだ!絶対にこの手綱は離さない、こんなに長い間しがみついてきた自主映画、ここで絶対に報われてやるんと。後戻りはするな。
あともう少しなんだと、自分に喝を入れていました。
ちなみにこの時のメンタル
今思えばかなり酷くて、知らない老人に肩ポンポンされたら、3秒で涙流す自信あるくらいまで、疲弊していた。
そして、ある日
20年続けてきた映画生活、もう、どうでもいいやってなった。
誰も信じられなくなった。
自分すらも。
何がしたいんだおまえは!?状態。
圧倒的な虚無感。
スマホの電源を強制的に落とし、外からの全てを絶った。
ひたすら天井の壁を眺めた。
無我夢中で漫画の「鬼滅の刃」で、現実逃避。
部屋が真っ暗になっても電気を付けず、暗闇の中で愛犬ナビィをずっと抱きしめ、長時間孤独な嗚咽。
こんな経験はじめてだった。
しばらくして、スマホの電源を入れると
仲間からの鬼電、LINEで凄く心配されていること知り、ひとまず無事を報告。
警察にまで連絡がいっており、沢山の人に迷惑を掛けていた。反省した。
心のもやもやを全部吐き出した。
翌日、母から電話で
心配泣きをさせしまった。
父も応援しているから、なんでも言いなさいと。
力になると。
電話切った後、ダバダバ泣いた。
...はい、新しい自分の誕生。
長い間、不思議箱屋のリーダーとして監督はもうそこにはいなかった。
映画柱の竹中透、さよなら👋
20年以上、よく耐えた、頑張ったよ。
作品80本以上発表しているのに映画祭に一切引っかからない理想と現実。
本当はめちゃくちゃ悔しかった。
なんで、初監督の意味わからない素人丸出し作品に、俺が負けるんだと!
全然面白くない作品が何で毎年ノミネートされて、賞をかっさらっていく。なんでなんだと。
おつかれさま。
もう戦わなくていいんだぞ、カントク。
おまえはよくやったよ。
思えば、映画制作を本格的にやる為に
実家から飛び出し、都会札幌に渡った。
めちゃくちゃ映画で売れて、両親が「え、この作品、監督あんたなの?」と言わせらるくらいに有名になってやる。そこで恩返しをしたいとずっと決めていた。
そんな理由から、映画制作やっていることは秘密で、でも本当は、劇場に招待したいけど、言えずにいた。
仲間からは「透が今やりたいことをやればいい」と言ってもらい、当時はその意味がわからず、俺がやりたいことってなんなんだよ?何がやりたいんだとフワフワした状態でしたが、次第に視界のモヤが晴れます。
引越ししたい!
父に相談して、引越し資金を借りて
今の住まいに運命を感じ、即決しました。
この辺は今、自分がしたいことに素直に従った。
誰かの為に
自分のメンツの為に
は一切考えずに、自分の心の声を耳を傾けました。
思えば、映画監督として立ち振る舞いをしていて、最近は自分の気持ちは後回しにしていたことに気付きました。
また一から自分探しを始めよう。
不思議箱屋ではなく、竹中透として。
シーズン2として、再スタートです。
20年という長い年月
入魂作「ワンライライン」は沢山の協力の元、完成した作品。
そして劇場3作目を「延期する」と各所に報告。
劇場3作目のプレッシャーは
自分では気づかない以上のプレッシャー、負荷が掛かっていました。
自主映画から一時的に離れ、焦る必要がなくなったことで精神面もゆっくりと回復。
よくある漫画や映画で、主人公が苦しい局面、地獄から這い上がってきたら、めちゃくちゃ強くなって復活してきたみたいな熱い展開が我が身に起こります。
引越しの準備から新生活期間中には
いろんなジャンルのYouTube動画をひたすら見ました。作業中もバックミュージックとして流し聞きしたり、Amazon Kindleでいろんな本を読み漁りました。
将来の話、お金の話、人生の話、夢の話etc...
そしてある日、少ないながらも話が来たら、完全無償でとりあえず受けていた案件動画レビューが何本か重なり、思い切って有償提案をしてみたら、なんと承諾してくれました。
今まで大好きな映画・映像でお金をもらったことなんて、数えるしかなくなかった自分には衝撃的でした。
え、これでお金もらえるの!?
正直、無償で商品を貰えるだけでもありがたいし、人気インフルエンサーならともなく、まだ自分はお金請求できる立場でないなと決めつけてきた思い込みが、完全払拭。
それからは途切れることなく、商品提供&有償案件の条件でレビューをひたすら受けまくった。
頑張るんじゃなくて、自分なりに試行錯誤して楽しむ
キツイなんて微塵も思わない。
忙しくのが、むしろ楽しいくらいだ。
受けた商品は多種多様。
カメラ、モニター、CDプレーヤー、プリンター、三脚、デジタル腕時計、PCライト、ワイヤレスマウス、プロジェクター、イヤホン、ベッドフォン。スマホ充電器。、ドライヤー、小型扇風機、暖房器材、懐中電灯、デスク、ベンチ、ひげそり、筋トレグッズ、赤ちゃん用品、日用品など
気になってはいるけど、自分では買わないもの
実は欲しかったけど、買えなかったもの
それが無料で手に入り、しかも報酬までもらえる。
来たー!
これこそ求めていた
好きなことで、生きていくだ!!!
確信しました。
もしかして自分、映画じゃなくて、YouTube動画だったんじゃないか...
更に動画によってはクライアントから感謝のありがたいお言葉、動画投稿するごとに再生数・チャンネル登録者が増え、視聴者から購入したよーの感謝コメントまで飛んでくる有様にびっくりした。
めっちゃくちゃ嬉しいじゃねーか
なんだよ、最高じゃねーかよ
見つけました。今自分がやりたいこと!!
第二の自分、心地よい居場所が見つかりました。
今までの苦労、理不尽だなーと思ったこと
大きな散財。
嫌な奴、全て引っくるめて
自分にベストな相性のいいレールに辿り着かせる為の試練だったんじゃないかとさえ思えてきました。
※まだわからないぞ
実際に、案件レビューだけで食っていくまでは出来ていないけど、
大好きなことでワクワクしながらストレスなく、お金をいただける環境が、自分の身近にも転がっていたという衝撃!
今までの苦労が報われた瞬間でした。
占い、これを指していたのかな?
次の人生のテーマ、発見です。