あっという間に時が流れ、今年も
残すところあと数時間。
ブリティッシュエアの旅客機と
ドローンの衝突…
サンダーバーズとブルーエンジェルスの
同日墜落…
エジプト航空をはじめとする、旅客機の
墜落事故…
沖縄でもハリアーに続いてオスプレイが、
そして高知沖ではF-18が堕ち、パイロットが
殉職と、世界、日本を問わず事故の報が
途絶えることのない一年…
もし神様が、人間も空を飛んでよいと
お考えだったら、人間にも翼をお与えに
なっておられたはず。
そうでなかった人間は、鋼鉄の翼を
身にまとい、神の領域へと踏み込んでいる。
やってはならぬことをやっているわけだから、
我々「空人」は、常に謙虚でなければならない。
自然を畏れ、敬い、挑むことなく従う。
自らの限界を超えるようなふるまいをしない。
「神は、よく準備をしたものだけを助ける」
と、何かの本で読んだ。
事故に遭ったパイロットたちが全て、準備を
怠ったり、自然に挑んだわけではなかろうが、
人間にとって、空は油断を許さない場所で
あることには変わりがない。
来年も、また安全に地面へと降りてくる
ことができるように、今年の翼を畳み、
新たなる都市への飛翔の心構えを整える
時期でありたいと思っています。
今年一年間、ここを通じて楽しい時間を
過ごさせていただいた皆様、ありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。
そして、来年も、また、楽しいお話を
たくさん聞かせて、読ませてください。
Ken Southernlake, Blog Master
Dec. 31, 2016