今日で天安門事件から25年…
あの時、民主化を求める民衆の
デモ隊に向かって減速すらしない
戦車隊が突っ込み、次々と民衆を
踏み潰していった戦慄の光景は
忘れられない。
そして、事件を生中継していた
テレビ局が次々とカメラを奪われ、
ケーブルを切られたりして情報を
遮断された光景も…
アメリカのレポーターが「世界の
皆さん、今、この場所で、自由が
踏みにじられています。 Good bye
from Beijing」と涙ながらに中継
していた様子をリアルタイムで
見ていた私としては、今でもこの
事件が他人事のように思えない。
追い詰められた中国共産党指導部。
経済はもはや張子の虎、民族運動の
盛り上がり、貧富の差の拡大…
全て身の上に降りかかってきている
彼らが断末魔のもがきで国民の目を
外に向けさせ、なおかつ資源を収奪
するために悪あがきをしていると
いうのが現在の状況ではないか?
今日の節目をステップに民主化を
求める動きがどこまで盛り上がるか?
時代は変わった。インターネットが
世界中からチベットを、ウイグルを、
そして自由を求める若者を支援する
ことが出来る。
我不忘六四天安門
が
我々不忘六四天安門
となる、大きなうねりが一日も早く
訪れることを願ってやまない。