skyeblueのパリ/トウキョウ ファッションルポ -2ページ目

ゴシップラブ

一昨日から、仕事で関西の方に行ってきました。関西というと実はウチの父が大阪の出身で、ボクも8歳の頃まで住んでいました。母親の故郷であるパリに移住してからは、大阪というイメージとはかけ離れた生活をしていたのですが、新大阪に着き、今回のコーディネイターさんと古いカフェに入るなり、マスターのオバサンがいきなり『あんた俳優さんか?』と唐突に
切り出してきたのです。するとコーディネイターさんが『シュッとしたはるけど、俳優さんちゃうねん。』おばさん『さよか?かんにん。』その瞬間、ボクの幼少期の記憶が一気に蘇ってしまいました。そして思わずボクは『おおきに』なんて、子供の頃にも使った事ないネイティヴな大阪弁で返し、場がとても和んだのでした。大阪って良い街ですよね。ところでオバサンがボクに『俳優さんか?』と訪ねてくれたのは、関西風のリップサービスなのか、本当にその様に思ったのかはわかりませんが、トウキョウの人のようにただジッと見つめてこられるより、気軽に声をかけてきてくれる方がずっと生産的というか、クリエイティヴというか。。。パリにいた頃もたまにホテルリッツあたりに著名人が来たりすると、人だかりができている事がありました。そういえばテレビでアフリカの奥地のレポートなどで、レポーターに付いて行列を作る子供達をよくみかけます。人のゴッシプ精神というものはDNAに組み込まれた
モノなのでしょうか?ニッポンでも連日、ショウビス界のタレントさんのスキャンダルが話題になっていますが、平和な証拠ですね。いくらくだらない内容だとしても凶悪事件や戦争
に関する報道よりもよっぽど見ていて楽しいです。

女の子

昨日、ミラノのモデルエージェントの友人からメールが来ていたのだが、新年の挨拶も早々に『ニッポンの女の子はどう?』という質問。もちろんナンパの話ではなく、モードの観点からの話。一応われわれファッションピープルですから。。。昔からオシャレな女の子というのはルックスに少し一癖あるというのが、この世界の常識。ジゼル・ブンチェンはパーフェクトな美女だが、パリジェンヌのファッションリーダーといえば、少し目が離れたマリアカルラ。それでもウチの姉より数十倍美しいのだが。やっぱり個性的なルックには個性的なスタイルがキマるワケで、ヨーロッパでのアジア系モデルの人気は常に高く、デヴォン青木などのブレイクは記憶に新しいところ。そんなワケでミラノの友人はニッポンに滞在するボクの情報に大きな期待を寄せていたのだけど、残念ながら今のところクールなアジアンビューティーにはお目にかかれていない。ニッポンの女の子はオシャレで可愛らしいけれど、外国人のボクに言わせれば、みんなキッズに見える。それはスタイルの問題だけではなく内面の問題のように思える。ライスやヒラリーほどまでとは言わないが、ニッポン女性の芯の強さからにじみ出た美しさを見てみたい。

ニッポン人のデニム

ヨーロッパの展示会に訪れた時、ニッポンのミズラ『mizra』というデニムブランドに出会った。
ボクはフランス人とニッポン人のハーフなので、他のヨーロッパ人よりニッポンへの造詣が深いと自負している。なのでミズラのようなニッポンテイストを全面に打ち出したブランドはあまり好きではない。なぜならキョウトのスーベニールTシャツをシャンゼリゼで着るのは、ボクにとっては恥ずかしい事だからだ。だが、ミズラというブランドを調べてみると、単なるニッポンテイストだけではない、奥深いニッポンのアルチザン精神を盛り込んだ、すばらしいブランドであると知った。ちなみに未確認情報によると、デザイナーのヨシ  イワギシという人物は先の記事で紹介したツヨシエトワールとファッションスクールの同級生だったそうだ。これは偶然なのか必然なのか。こうしてボクはニッポンという国のファッションについて、ますます興味
を持ち、調べて行きたいと思ったのだ。。