神戸・大阪・京都に進学をしている高校時代の仲間がいたので
すごく驚愕して、動揺して。そして早朝にテレビで映し出される映像が、現実のものとは信じられませんでした。
以下、仲間の話です。
自身の見聞を広めるために京都の大学を休学し、発展途上国を旅していた同級生のU君は
当時の未曾有の大震災に際し、海外から慌てて戻り神戸にボランティアとして駆けつけました。
東京で大学生活を送っていたM君は、自分に今できることと思い
彼もボランティアとして神戸に駆けつけました。
あの混乱の中、偶然に2人は再会し
U君のすすめもあり、音楽が趣味であったM君は避難所でギターでアンパンマンやらセーラームーンやらを弾きながら歌うと
子供たちがとっても喜んでくれたそうです。
そして、今でも当時の避難所の子供たちから「結婚しました」とか「子供が生まれました」とか連絡をもらうといいます。
絶望の深淵に臨んだ状況の中で
取り戻した子供たちの笑顔は希望の光。
U君は今も多忙の中1月17日の追悼イベントに参加し
希望の灯りを見つめて歌を詠み仲間に送っています。
肌を刺す
寒気燃やして
この街を
照らし続ける
希望の灯り
(2011.1.17)
岩手県の大槌町で、被災した中学生の男の子たちが「ちびっこ自衛隊」を結成したというニュースをみました。
みんな野球のヘルメットをかぶり、瓦礫を片づけたり、仮設トイレの設営を手伝ったり
自分たちができることをがんばっているんだと
笑顔で元気いっぱいに、そして小さな体に使命感を漂わせ話していました。
その子供たちの笑顔に救われた人たちがどれほどいることでしょう。
涙が出ました。
16年前のわたしは、何もできませんでした。
16年たった今も、自分にできることは微々たることだとも思います。
でも。
希望いう力強い思いでつながる輪。
広げていきたいですね。







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