こんにちは、なぎこです!お読みいただき、ありがとうございます。
前回の続き
年末、私の両親と初対面したイチローさん。
父はお酒が入り、最初から絶好調でした。
(以下、実際は方言で話しているのですが、標準語で書きます)
お名前は?イチローさんですか。いやー、飲める人で良かったですよー!
いやー、人柄がいいですよー!
調子良く話しているものの、酔いと加齢で記憶力がかなり衰えた父に時々、確認します。
ね、お父さん、彼の名前覚えた?
…忘れた!
そんな父を不安そうに見守る母…。
お父さん、最近同じこと何回も聞くようになってね。すみません。
そして、父のポンコツぶりを話します。
昔から、子どもの誕生日なんかも全然覚えないんですよね。
息子(弟)が中学の時、部活の試合に出禁になったんですよ。応援の声がうるさ過ぎて「もう来るな」と言われてね。
そんな感じで、父の話ばかりしていた母が急にイチローさんに食いついたのが野球の話!
イチローさんは✕✕のファンですか?
はい、そうです。
私は、△△のファンでね~…。
祖父が野球好きだったので、母も野球好きだったのは知っていましたが、まさかの前のめりっぷり!
昔、長嶋さんの出待ちもしたことがあるのよー!
マジですかーwww
私も知らなかった話でした。
対面後、イチローさんが一番に私に言ったのが
いやー、お母さんずーっとお父さんの方見て心配そうに話してたのに、野球の話になったら、いきなり俺の方向いて盛り上がってたよね!俺、お母さんと話が合いそうだわ。
よ、良かった。とにもかくにも楽しい雰囲気で歓談は終了しました。ホッ
そうそう、正月に実家で父に「彼の名前」を確認したところ、やはり
…忘れた!
お父さん、今年中には覚えて下さい。