こんにちは、なぎこです。お読みいただき、ありがとうございます!


京都2日目の朝(正確には大阪)。


泊まったホテルの朝食は豪華なバイキングでした。ごく普通のビジネスホテルだったのですが、とにかく料理がバラエティに富んでいて、凄い種類。さすが食い倒れの街ですニコニコ


前日遅くに帰ってきて疲れていたし、昼、夜とちゃんとした食事もできなかったので、朝はしっかり食べて、ゆっくり出発したいなと思ってました。しかし、福田さんによると


いい写真を撮るのは午前中なんだよ。


とのこと。こちらに有無を言わさず、自分が食べ終わるとサッサと朝食会場を出ようと、こちらを急かすのでした。仕方ないので私も慌てて朝食をとり、早々にホテルを出発しましたショボーン。はぁ。


京都では福田さんは相変わらず写真撮影に夢中ですが、私はまたもやまるっきり放置ですプンプン。1、2枚は私の写真も撮ってくれましたが、2人での記念撮影的な写真を撮ることもありません。「その辺りで紅葉を見ててね」と言い、あとは話しかけてもくれません。


一体私は何のために連れてこられたのでしょう?


旅行の予約をさせるため?そう言えば、忙しさにかこつけて私に予約をさせた挙げ句、ありがとう、の一言もありませんでしたわねえー。それとも、暇つぶしの相手?いや相手にもなってないですわよねプンプン?1人で写真を撮りたいだけなら、1人で京都に行けっムキー


余りの福田さんの身勝手な振る舞い続きに「旅行中はケンカをしない」と決めて我慢していた私も、ついにブチーンとキレてしまいました。


怒りの余り1人で速歩きする私を、福田さんは慌てて追いかけてきたのですが、とにかく凄い人混みです。あっという間に紛れてはぐれてしまいました。

今思うと、私のこの行動も相当子どもっぽかったなと思うのですが、それ位怒りが溜まっていたのです。

京都駅で再会し、福田さんはこれまでの態度を謝ってくれました。ただこの旅行のことだけならともかく、これまでの彼の態度も相当自己中心的で、私は振り回されて、うんざりしていました。謝罪はそこでは受け入れたものの、内心は


もう、ムリだよ…えーんえーんえーん


結局、この京都旅行が決定的になって、しばらくして福田さんとは別れてしまいました。





ちなみに、別にトラウマになったわけでもないのですが、それ以来、十数年、京都には行っておりません。そろそろ思い出の上書きをしてもいいかもしれませんね。もちろん、イチローさんと!