Horizon

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その日の【空】を思いのままに描き出す。



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先週末、新宿で『ハッピーエンド』という映画を観た。

面白いんだけど、フランス映画にありがちなモヤモヤ感が残ったまま劇場を出た。

なんだかこのまま帰るのもなあと思って駅への道を歩いてたら、

前々から行きたかった都庁の展望室のことをふと思い出した。

 

 

調べてみたら入場無料で、毎日夜11時まで開いてるのだそうだ。

これはいかないでどうすると思いとことこ歩いて、気が付いたら都庁下にいた。

ここを夜歩くと、ビルの間を吹き抜ける風がものすごく気持ち良い。

新宿の高層オフィスビル群の一帯は不思議だ。

すぐそばの繁華街とは世界が違うみたい。

東京の中でも特に好きな場所。

 

昼間は都会を歩いていると、おびただしい数の色や看板の文字や人や車が

目に飛び込んできてチカチカしてしまうけど、

夜はそのすべてがひとつになって目にやさしい。

 

 

都庁入り口脇に展望室のためのエレベーターがあり、そこに30人くらいの人が

立っていた。ほとんど外国人観光客で、欧米人が多かった。

自分の前には、ホテルから出てきたであろう手ぶらの白人女性がいた。

 

ちょっとした手荷物検査のあと、エレベーターに乗り込んだ。

 

 

45階。

思わず溜息が出る眺め。いままで自分が夜景に心惹かれた覚えが

あんまりなかったことに気づく。

 

なによりここには、

最近マイブームの映画『ロスト・イン・トランスレーション』の世界があった。

この映画は、ただの「いるだけで疲れる街、新宿」(あるいは渋谷)

というイメージを変えてくれた。

不思議なことに。アメリカ映画が変えてくれた。

 

 

下の写真の中央に見えるのが、映画で主人公たちが泊まったパークハイアット東京。

自宅からもかっきりとホテルのシルエットが見える。

いま自分が一番泊まりたいホテルは、どっかの外国のリゾートホテルじゃなくて、

ここなのかもしれない。

 

 

映画の中でトーキョーの雑踏は、ここにやってきたアメリカ人ふたりの寂寥感を

一層浮き彫りにしている。

 

ミドル・エイジ・クライシス真っ只中のビル・マーレイ演じるハリウッドスターと、

なにをして生きていけばいいのかわからないスカーレット・ヨハンソン演じる女性。

 

東京にずっと住んでいる自分でさえ、

ときにこの「街」に圧倒されそうになるほど。

でもよかった、「彼ら」という心の拠り所があって。って時々思う。

この映画のおかげでトーキョーは、物語のある街に変わった。

 

 

そこから見る得体の知れないトーキョーの無数のビルは、

そこからはただただきれいに映った。

いつまででも眺めてたいと思った。

 

そして自分と同じように、こんなふうにトーキョーの夜景を眺めるどこかの誰かを

想像した。そしたらちょっとこの街がやさしく見えた。

 

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先日の朝、いつものように寒い寒いと思いながら駅への道を歩いていたら、

向こうからこの世のものとは思えない奴が歩いてきた。

「あの男だ…」とすぐに感づいた。

 

背が高く痩せていて、スキンヘッド、眼鏡をかけていて、まるで酔っ払いのような歩き方。首は上を向いていて口が開いている。イメージで言うと「トレインスポッティング」のスパッド。

なによりも不気味なのはその肌だ。露わになっている部分にはすべて刺青が彫られている。もちろん顔中にも。誰がどう見てもヤク中にしか見えない。この寒い中薄着だ。そんな人間が、そのへんをうろうろしているという光景に目を疑う。なかなか見られない光景だ。

 

そして恐ろしいことにいつもすれ違いざまになにか話しかけてくる。先日はイヤホンをしていたので聞き取れなかったが、してないときも呂律が回っておらず聞き取れない。

まさにヤクの症状ではないか。もしかすると舌がなかったりして。

 

幸い危害を加えるようなことはない。あれで逆に加えないほうが不思議なくらいだが。

変に絡まれたら嫌だから、近づいてきたら彼のほうをジロジロ見ないようにしている。

 

その男には以前にも何度か、駅に向かうまでの道で見たことがある。

決まっていつも、向こう側からやってくるのだ。初めて見たのはどれくらい前だっただろうか。その時の衝撃はなかなか忘れがたい。

前に一度、駅前の交番で警察と話をしているのを見たが、捕まってないということはヤクをやってないということなのだろう。じゃああれは一体なんなんだ…。

一度は、超派手な女と一緒に歩いているのを見た。ますます分からない。

 

ネットで駅名と「刺青」で検索してみたら、ブログなどでいくつかの目撃情報が書かれていた。

その人もやはり話しかけられたようで、そのときは「お金を貸してくれ」と頼まれたとか。

 

それにしても…しばし考えてしまう。

奴はなぜ刺青を全身に入れたんだろう。どういう生活を送っているのだろうと。

彼とすれ違う数秒間、ここが日本であることを忘れてしまう。

そして妙なことだが、次に彼が姿を現わすのはいつだろうと、密かに思っている。

 

 

 

店に入ればクリスマスソングが聞こえてくる季節になった。

昨日は有楽町で用事があったのでそれまで銀座をぶらぶらしていたが、

大きなクリスマスツリーのイルミネーションが至る所にあってみんな写真を撮っていた。

自分は昔も今もイルミネーションには全然興味がないから素通りする。

それは歩き慣れた東京だからであって、旅行先で見たらきっと胸踊るのだろうけど。

 

さて自分が連想するクリスマス映画といったら、

今までは迷わず『ホーム・アローン』だったけど、

最近はこれ。

 

 

大人しくて、かといって地味すぎないトーンが好き。

この間までスターチャンネルでやっていた海外ドラマ『フュード/確執 ベティvsジョーン』を見てからというものスーザン・サランドンに夢中で、次々に出演作を見ているがほぼハズレなし!『NOEL』を見ようと思ったきっかけも彼女が主演だから。

出版社で働きながら、重病の母の看病に追われる独身女性を演じている。

 

全盛期は『テルマ&ルイーズ』『ぼくの美しい人だから』『ロレンツォのオイル』『依頼人』『デッドマン・ウォーキング』等で勇敢なヒロインをこなし、最近は『若草物語』『エリザベスタウン』『ラブリーボーン』『ムーンライトマイル』などで頼れるお母さん、おばあちゃん役を演じることが多くなった。脇役にスーザンがいると映画に絶大な安心感が生まれる。

来年1月のスーザンの新作『アバウト・レイ』が待ち遠しい。

 

 

わあ…なんだかすんごい、ご無沙汰感。

前回の記事を見たら約1年前。でも意外と1年経ってないのは驚き。
あれからのことをあれこれ書こうとするとキリがないのではしょります(笑)とりあえず映画のイベントについて。

昨日は『オリエント急行殺人事件』のプレミアで監督と主演のケネス・ブラナーに会ってきた。

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当選したのが30組60名限定のミニ・レッドカーペットだったので最前列でケネスを見れることに。
絶え間なくニコニコしてて、温かみに溢れた英国紳士でした。短い時間だったけどサインももらえて大満足。

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ゲストに草刈正雄と山村紅葉。お二人からもサイン頂戴しました。

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通訳に戸田奈津子!(けれども字幕は松浦美奈)。

その後、舞台挨拶と試写会のために劇場へ(レッドカーペットと舞台挨拶のダブルで当選)。映画はというと、原作も70年代版も一切触れたことがないのだけど、割と全編通して落ち着いた感じだった。
もっとスリリングな展開を期待していたからちょっと物足りなかった。
しかしながらジョニーデップやミシェルファイファー、ジュディデンチといった大スターのせめぎ合いはやはり見応えがある。


以下は、時系列で今年行った主な映画イベント。

3/16の「キングコング 髑髏島の巨い神」レッドカーペット。場所は新宿歌舞伎町のゴジラロード。

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英国俳優のトム・ヒドルストン。

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アカデミー女優ブリー・ラーソン。(去年『ルーム』のジャパンプレミアでも会ったので2年連続会えました)

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そして、サミュエル・L・ジャクソン。



続いて3/28、『20センチュリー・ウーマン』のプロモーションで来日した監督マイク・ミルズのトークイベント。

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本来サイン会の企画はないけど、トークショーが終わったあと、前のほうに座っていた自分はマイクに「サインください!」と声をかけたら快く書いてくれて、すると周りの人も次々とサインをもらい、しまいには会場にいたみんながマイクの周りにおしかけて大サイン会が始まった!

こういうイベントのときはいつも「せっかくのチャンスなのだから」という気持ちを念頭に置いてるので、普段の何倍も積極的になる自分。

「20センチュリーウーマン」は、今年最も良かった映画のひとつ。監督自身の少年時代を基に、70年代アメリカ西海岸を舞台に、母についてやパンクロックについて描かれた清々しい一作だ。
映画の終盤、溢れんばかりの涙が頬を伝ってしょうがなかった。
デザイナーやイラストレーターとしても活躍するマイクは尊敬する人だ。


次はDCの『ジャスティス・リーグ』レッドカーペット(映画そのものはあまり関心はないですが…)。

若手スターのエズラ・ミラーとレイ・フィッシャーが来た。

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朝6時前からずっと寒い中レッドカーペットの整理券のために並んでたのに(レッドカーペットのときはいつもですが)、ツキがなく自分にあてられたエリアは前にレッドカーペットが敷かれていないハズレ位置…。
なのでこのレッドカーペットは全然ジャスティス(公平)ではなかったわ、と帰宅して愚痴りました。
自分よりずっと遅い時間に整理券をとりにきた人のほうが良いエリアに立てるということもあるのですから。結局は運。
なので昨日はリベンジした気分に浸れました(笑)終わったあと思わず両手を合わせたほど。


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そして『ユダヤ人を救った動物園』ジャパンプレミアで来日したジェシカ・チャステイン。
その演技力は定評があって、『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー賞候補になったりと、とにかく強靭なヒロインを飛ぶ鳥を落とす勢いで次々に演じてる。
最近はロビイスト役の『女神の見えざる手』は圧巻だった。

目の前で見るとまさに女神のようなオーラに圧倒された…

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この映画でもそんな強い女性を演じ切っている。ヒトラー政権下、ワルシャワ動物園を切り盛りし、300人のユダヤ人を救った実在の夫婦ヤンとアントニーナの紛れも無い真実の物語。
涙なくして見られない。これも今年のトップレベルの映画のひとつ。

シンドラーや杉原千畝は有名だけど、彼らよりもっと危険な立場でこんな勇気ある行動をとった人がいたとは。
アンネフランクを匿ったミープと同じく、戦争を生き抜いた彼らは戦後ヤド・ヴァシェムの称号を与えられた。


おまけ:当選したけど自分は行けず、母に行ってもらったプレミア2つ。


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まず『ローガン』のプレミア。
ヒュー・ジャックマンとジェームズ・マンゴールド監督が来日。
初レッドカーペット参戦の母に、サインをもらうコツを入念に教え、めでたくもらってきた(!)


こちらは『スパイダーマン/ホームカミング』舞台挨拶。
遠くからなのでボケてるけど、左が主演のトム・ホランドで右がジョン・ワッツ監督。
トムはミュージカル版『ビリー・エリオット』の主役や、スマトラ島沖地震に襲われた家族の長男を力強く演じた『インポッシブル』で知られてたけど、このスパイダーマン役で一気にスーパースターに。
いま一番ホットな若手英国俳優だ。

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自分はこの数日前に行われた関ジャニ∞が登壇の「スパイダーマン」試写会に行けたので、ちょっとは行けなかった悔しさは減らせた…ようないないような。


以上が今年行った主な映画イベント。
今後はこんなまとめてじゃなくて細々書いていけたらな…と思う。

映画のレッドカーペットなどのイベントって、運試しの意味も含めて楽しい。一度行くとクセになるものだ...

 

 

3ヵ月間ひとりで砂漠と山道を踏破した女性の実話を描いた人間ドラマ。シェリルは人生のどん底から抜け出し本来の自分を取り戻すため、1600キロの荒野を歩く。主演はリーズ・ウィザースプーン。

 

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アダム・サンドラーとドン・チードル共演で描く感動ドラマ。家族、仕事に恵まれた歯科医のアランは、ある日大学時代のルームメイト・チャーリーと偶然再会する。しかし、チャーリーは9.11の飛行機事故で家族を亡くし、深く心を閉ざしていた。

 

 

 

1935年のテキサス、夫を事故でなくした世間知らずの女性が借金返済のため、そして自分の家族を守るために、ひたむきに生きる姿を描いたヒューマン・ドラマ。幼い2人の子供、黒人の浮浪者、そして盲目の下宿人と家族愛を分かち合いながら、生きるために闘い続けるヒロインを『ノーマ・レイ』に続き、2度目のアカデミー主演女優賞を獲得したサリー・フィールドが熱演。

 

 

 

ライアン・レイノルズ主演のキュートでポップなサスペンススリラー。ジェリー・ヒックファンは工場に勤める風変わりな青年。喋るペットに唆されながら、精神科医・ウォーレン博士の助けを借り、彼は真っ当な道を歩もうとしていたが…。

 

 

 

「パール・ハーバー」のジョシュ・ハートネット主演で贈る、運命に翻弄された男女の切なく美しい物語を描く。

 

 

 

カンヌ映画祭監督賞受賞の骨太サスペンス!この世にも奇妙な実話は、1984年のロサンゼルス・オリンピックで金メダルに輝いたレスリング選手、マーク・シュルツに届いた突然のオファーから始まる。有名な大財閥デュポン家の御曹司ジョン・デュポンが、自ら率いるレスリング・チーム“フォックスキャッチャー”にマークを誘い、ソウル・オリンピックでの世界制覇をめざそうと持ちかけてきたが…。

 

 

 

アメリカで起こった“ウエスト・メンフィス3事件”を元に描くサスペンスミステリー。ウエスト・メンフィスで児童の猟奇殺人事件が発生。16歳から18歳の3人を逮捕するが、私立探偵のロンは独自で調査を開始する。アトム・エゴヤン監督作。

 

 

 

『ゴーストライター』のユアン・マクレガー主演によるヒューマンドラマ。アートディレクターのオリヴァーは内向的で真面目な38歳の独身男。ある日、彼はガンを宣告された父・ハルからゲイであることを告白される。

 

 

 

 

アンジェリーナ・ジョリー監督、コーエン兄弟脚本で戦場を生き抜いたあるオリンピック選手の人生を描いた感動の実話。ベルリンオリンピックに出場した陸上選手・ルイは、第2次大戦中に日本軍に捕らわれる。彼はそこで渡辺伍長と出会い…。

 

 

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『グリーン・ランタン』のライアン・レイノルズ主演によるサスペンスミステリー。小さな造園会社を営むマシューの9歳の愛娘・キャスが、ある日忽然と姿を消してしまう。8年後、捜査が行き詰まる中、キャスの生存を仄めかす証拠が次々と浮上し…。

 

 

 

82歳の女性が名画を取り戻すため、国を相手に奇跡を起こす実話ドラマ。1998年。マリアは小さなブティックを営みながら、ひとりで溌剌と暮らしていた。ある日、亡くなった姉・ルイーゼがオーストリア政府に対して絵画の返還を求めていたことを知り…。

 

 

 

アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督、レオナルド・ディカプリオ主演によるサバイバルアドベンチャー。狩猟の旅の途中、ヒュー・グラスは瀕死の重傷を負う。彼は仲間に置き去りにされた上、最愛の息子の命を奪われてしまう。

 

 

 

ジム・キャリーとジェフ・ダニエルズ主演によるコメディの20年ぶりとなる続編。失恋のショックで精神病院に20年間入院しているロイド。そんな彼の世話を続けて来たハリーも、命を脅かす病に侵されてしまっていた。しかし、ロイドは実は病気ではなく…。

 

 

 

『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督がエディ・レッドメイン主演で描くラブストーリー。自分の内に潜む女性の存在に気付いたアイナー。妻・ゲルダは“リリー”として過ごす夫に戸惑いながらも、リリーこそアイナーの本質だと理解する。

 

 

 

2001年、夏。ボストンの地元新聞“ボストン・グローブ”の新任編集局長としてマイアミからやって来たマーティ・バロン。神父による子どもへの性的虐待事件に着目すると、これを追跡調査する方針を打ち出す。地道な取材を積み重ね、次第に事件の背後に隠された巨大な疑惑の核心へと迫っていくが…。

 

 

 

エミリー・ブラント主演のサスペンスアクション。巨悪化するメキシコ麻薬カルテルを殲滅すべく、特別部隊に派遣されたFBI捜査官・ケイト。彼女は謎のコロンビア人と共に、国境付近を拠点とする麻薬組織を撲滅させる極秘任務に就くことになり…。

 

(解説文はAmazonより)