12月5日、私が大好きなブログ

『龍の末裔』Kazuma様の

能の舞台を拝見してきました。


不思議なもので、

私は一生のうち必ず能に触れるだろうって

いつの頃からか思っていて、

そのご縁は私に一番よい時に

自然にやってくるって(笑)思っていたんです。

やっと今、その時なんでしょうね(笑♪)


櫻詠会同門会を9月に拝見し

http://ameblo.jp/skybirds/theme2-10016064653.html#main


その時、初めて本や写真集にはない

“音”と共に舞を見ることを体験し

Kazuma様の「熊坂」で

周りの世界の空気が一変する

『生きた芸術』を目の当たりにしました。


今回も矢来能楽堂に行くまで

友人をご案内しているにも関わらす

お約束の迷子?を経て(かなり苦笑。。。)

やっと辿り着きました(ふぅ~)



一歩入ると

矢来能楽堂は、しっとりと落ち付いた世界。


新しくつくった和デザインの建築では

感じ取れない

時の蓄積をまとった世界でした。


さて、

初心者ならではの感想でGO!致します♪


能楽の舞台、始まりのアナウンスもベルもございません。


しずかに地謡の方がやって来て

何事もないように始まります。


クラシックに造詣の深い友人は

その様子に驚いていました。


私は

この始まり方、大好きです。


能楽に興味を持ってから

ガイドブックで必死に(笑)勉強しまして。。。

拍手もしてはいけないと読んで驚きましたが!

かつてロシア?のピアニストで

演奏の後の拍手は要らないと言った人がいたと

NHKの番組で知り、

その気持ちを能楽と合わせ、

懸命に考えました。

能楽も、そのピアニストの方も

演じる人を表す物ではない。。。が私の答です。


最初の仕舞「加茂」の終わりに

拍手があり、どうしたらいいのか

迷いましたが、

拍手。。。したいです

ので、素直に致しました。



狂言は、

とてもわかりやすく

芸の素晴らしさに

ほぉ~。。。!と感激しながらも

笑いがそこかしこから出ていました。

私もお笑い番組よりずっと楽しく笑ってしまいました。

時代を経て残るものって

洗練されていて

みんながしあわせに笑えるんだな~と、思いました。



『井筒』


地謡と笛、小鼓、大鼓の音色に

かつてライブハウスに結構通った

ロック&ちょっとだけヴィジュアル系好きのワタクシ!

(カミングアウト?。。。笑)

大人になって

あの時以上のものに出会うとは!


笛はリードギターを越え!鼓の方の声はかつて

心をときめかせたベースを越えて(何だか恥ずかしくなってきた。。。)

日本のDNAを持つ私は改めて

ロックでは味わえない官能と癒しの混ざった

別世界の旅に誘われました。

(ロックにはカタルシスは在っても、癒しは感じたことなかった。。)


日本のDNAと書いたけど。。。

一緒に舞台を見た白魔女さん

(私の大好きで尊敬する聡明な美女さんです♪)

曰く、イギリスで能楽をする人が既にいるそうです。

(英ってなんか納得~!)

これだけネットなど世界が繫がっていると

既に、伝統芸能は国の特色というより

人類共通のものになってきているのでしょう。

選択する人の感性、です。

日本でも世界で活躍するバレリーナの方が

いるのですから♪

国籍に関係なく

そのことに関して、感性の鋭さがあるということかな。

伝統文化の逆輸入も近いかも?♪


ビジュアル系。。。

日常とは違う世界をつくり出して魅せてくれる人達と

思います。


男性が有常の娘の

女心を

あれほど美しく魅せてくれるのです。


私は先にストーリーを勉強してしまいましたが

何も見ないで舞台を見た白魔女さんは

後からストーリーを読み

舞台で感じたことと一致したと仰っています。

すごいなぁ、こんど私もやってみたい~


言葉がわからないから

字幕スーパーを出して欲しい!と

男性諸氏の感想もございましたが

わからないからこそ

感じられるって気がするんです。


能楽って

変化目まぐるしい世界の

それなのに昔から変わらない人間臭い感情のドラマが

多いな、と思うのに

演じる『人』を表に出さない

表情も面をつけている。。。

まるで

演じる人は、その時

神様の意志で動かされている

操り人形になっているのでは?などと感じました。


すごく神聖でした。


またバンド系と比べてしまう私ですが。。。

感情を発露させたら

あれだけ激しいものになるのが

人間の心の源。

その感情を基にしているのに

あんなにも静かな動作。。。

(すんごく体力がいるそうですが!)


そこに至るまで、

波打つ心を丁寧に丁寧に折り畳み整える

理性や思いやりの葛藤が美しいのが

私の能楽に

シビレル!!!ポイントのように思います。


抑えてる中に

溢れる思い。。。


「ちょっと怖い」

と面をつけた姿に抱く感想は

人の心の深淵、

その切なさや愛しさを

面に

より深く見てしまうからなんだと

感じました。


こんなに

重い人のこころを

抱えて

美しく表す

能というもの。。。


生身の人間ができるなんて

す ご い 。。。


これが

私の能楽の舞台を見た

感想です。