保健医
サイト内の長編です
奥さんの名前はみどりです
『今日こそ晋助に勝ちたいです!ので対戦相手になって!』
「またか」
食事を終え風呂から上がりリビングに入ればみどりがゲームをセットして待ち構えていた。
「クックッ、俺が勝ちゃまた朝までハメ倒しだぜェ?」
『きょ、今日こそはあたしが勝つの!いや勝ってみせーる!』
みどりがゲームに勝ったら自分の言う通りにしてほしいと持ちかけたのが3日前。わざわざゲームなんざしなくてもお前ェの願い事ならいくらでも聞いてやると言った。何かほしいもんがあるなら買ってやるし、行きてェとこがあんなら何処へだって連れてってやると。
だがみどりは頑なに『ゲームに勝ったら言うから!』と言うばかりだ。みどりの要望はもちろん気になる。どんなもんだろうがそれを聞いたら俺は絶対に叶えてやるつもりだ。だからゲームに負けてやりゃあ話は早ェ。
が、俺の頭の中を瞬時にいかがわしい思考が巡った。
「みどりが勝ったら俺がお前ェの言うこと何でも聞く。なら俺が勝った場合はみどりが俺の言うことを聞くんだよなァ?」
『…はい?』
ニンマリ笑ってやったら顔を引きつらせた彼女。おそらく俺の思惑に気づいたんだろうが、もう遅ェ。それでも勝負したいと言うので初日のゲーム対戦では圧倒的強さでみどりの操作するキャラを伸した。当然その夜は朝までみどりを色んな意味で泣かせっぱなし。こんな経緯があったにも関わらず次の夜もその次もみどりは『あたしが勝ったら、』とゲームを用意していた。当然の如く俺が勝ってんだがみどりを泣(鳴)かせながらどんな要望かと迫ったが口を割らねェ。
ここまでして俺にしてほしい事ってなんだ?気になって仕方がねェ。
だから今夜は若干手を抜こうと決めた。
続
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ゲームは戦国バサラだといい(笑)
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