他のサイトみてくれって言っても… と言われそうなので、何個か挙げておきます。

〇シナリオの書き方徹底研究 20枚シナリオの書き方講座
http://script.novelgakuen.com/
 詳しく色々書いてあります。

〇高校演劇実践記録 脚本の書き方入門 横澤信夫著
http://www3.ocn.ne.jp/~ken-act/kakikata1.htm#とにかく一本書いてみよう
 演劇用ですが、高校生を意識した内容なので一読の価値ありですが、ほとんどリンクが切れてるのであしからず

〇伴 一彦 オフィシャルサイト
http://www.plala.or.jp/ban/index.html
これを一番紹介したかった
自身が製作されたシナリオをネット上で公開なさっています。最近ですと
「東京全力少女」や「HUNTER」、「デカワンコ」などが公開されています。
シナリオと実際のドラマを見比べてみると、かなり勉強になります。


脚本関係の引き継ぎ資料 早く書いた方が良いようなので、急ピッチで進めます。

〇脚本の様式について 初めに
正直これは他のサイトさんで詳しく紹介されており「自分でググって下さい」って内容ですが、
Nコンで8分 秋田放送主催大会で1分の作品を主とする高校生用に簡略化したものを紹介します。
脚本(シナリオ)とは とかは他の詳しいサイトご覧ください
〇脚本を書く媒体
私はアイディアをノートに殴り書きして、セリフはパソコンで書き起こしてました。文章を印刷してその上に手書きで修正して、修正部分をパソコンに打ち込み、印刷してを繰り返して作ってます
別に手書きで書いてもいいと思います。

パソコンで書く利点: ・加筆 訂正 セリフの順番を変えたりする 増刷が楽 ・データの方が管理しやすく 手直し前の内容も簡単に保存しておける ・部分的に修正したあといちいち全体を書きなおす手間が省ける など

欠点: ・タイピング苦手なら、壊滅的に時間かかる

あとパソコンで書くとどうしても時系列順に書きたくなったり 使う可能性が低いアイディアを思いついても書き残さない 等 自由な発想を阻害するといった欠点も個人的には持っている。


使っていたのは下のフリーソフトで書いてました。 ページ番号振ってくれたり 自動で段落を整えてくれるほか、〇や「」の記号で囲った文字の色を変えてくれたりして便利です。
VerticalEditor
http://infoseek_rip.g.ribbon.to/truestories.hp.infoseek.co.jp/

〇書くこと
さっそく脚本には何を書くか具体的な話します。因みに高校生が大会用に作る8分の音声or映像ドラマを想定しているため、一般の方には全く参考にならないとおもうのであしからず。

まず書く項目を列挙します。
(1)書き始めた日
 (後で自分が思い返す用+数年後の後輩が見た時にいつの作品か分かるようにする)
(2)出品部門 
(後輩の為+脚本を他の人に見せた時に 映像か音声か最初に分かってもらうため)
(3)作品のタイトル
(○○(仮)でいいので、何かしら付けておく→物語の趣旨が大きく外れるのを防ぐ働きしてくれます)

(4)登場人物の名前 と年齢  職業 演者
(作中で苗字やあだ名でしか呼ばないなら、それだけでいい。役者の名前を使うのはNG←役者の生徒が役に成りきれない+名前が持つイメージまで考えてほしい)
(年齢と学年は必要。先輩なのかタメなのかで状況かわる。)
(職業というか「○○の母」とか「木の精霊」、「魔法が使える」等の属性は他の人が見るときの為に書いておく)
(演じる人が思いついてるならそれも書いておく)


(5)メッセージとかテーマ
(これはなくても良いけど、コメディ以外の話なら大抵伝えたいことある思います。これも(仮)とつけておいていいので)

(6)本編
(後述)

(7)終わり

駅を降りた。祭の香りが漂う。これはお好み焼きだろうか 焼きそばだろうか 炭の香りもやって来た。
目の前を親子が通りすぎる。子どもが浴衣を着ている。
普段は暗い道を提灯が優美に照らす。
照らされた家の前の飾りが風に揺れる。

今日は祭だ
一年を通じてしとやかに執り行われる神祭。今日はその区切りの日。今日だけは神祭は民の祭へと広がりを見せる。


「君はこの飾りに手が届くか」友と跳ねまわったあの日々
ふと手を伸ばす
「ほら今なら手が届くよ」振り返ると、遠くに先の親子を感じた

あの友は今どこで何をしているだろうか