一年の中でも忘れられない季節



書こうかどうしようか悩みましたが、

忘れられない事があったので備忘録させて

頂きます。


※流産の内容が出てきます。内容があまり、、と言う方は読むことをお控えください。


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私には、今子どもが2人いますが、


上の子と下の子の間にも

もう1人男の子がいました。


妊娠し、普通に妊婦生活を送って

安定期にも入ってお腹も目立って。


しかしある日の就寝中に突然の破水。


病院に連絡をし、すぐ向かい診察を

してもらいましたが、

赤ちゃんを諦めなければいけませんでした。



あと1週間後だったら、

超未熟児で出産出来たかもしれないけれど、

今回は、、と。


その日は病院に泊まり、子どもと最後の夜を過ごしました。


お腹に向けて、家族の写真を見せて

『いつか会える日まで忘れないでね』と

たくさん話しかけました。


寝る時間なんていらない、とずっとお腹の子と話して過ごしました。


そして翌日、パパも立ち会いの元、

とても悲しい出産をしました。


顔を見せてもらい、

男の子だったというのも確認しました。


パパも私も子どもに触れて

お別れをさせてもらいました。


最後は上の子も来て家族で

空にかえっていく子どもとお別れをしました。


今は主人の方のお墓で

明るい日差しいっぱいの所で

眠っています。


その後しばらく、実家で身体を休めながら

上の子と過ごしていました。

しかし正直、この頃の記憶がほとんどありません。


家族や主人にフォローしてもらいながら、

なんとか暮らしていたんだと思います。


先日、子どもが眠っている場所に

家族で行きました。


今まで子どもは

ここが何の場所なのか、

なんでよくここに来るのか毎回聞いてきました。


何度も説明をしましたが、

やはり理解するには難しかったようでした。


しかし、上の子はもう完全に理解。

この間私に、この場所ってね、と確認した後、

号泣しました。


『一緒に遊びたかったなぁ』とか

『ママ、すごく悲しかったんだよね』とか

言いながら。


お母さんのお腹の中にいること

元気で生まれてくること 


それだけではなく

全てのことが当たり前ではなく

奇跡のようなことだと

分かってくれたのかな。

それだったら嬉しいな。

その気持ちを忘れないで欲しいな。


と思いました。


いつもこの時期は辛いけれど、
分かってくれる家族が1人増えたこと
心強く思いました。






私達夫婦と、子ども達3人の誕生石を入れて
作りました。
私のお守り代わりです。