先日のおひとり様の平日休み。

朝、娘が家を出るときに
まま今日休みなの?と。

仕事柄、朝が早いもので
仕事の日は子供達が家を出る7:30には
制服を着ているので、休みがすぐバレますニヤニヤ

休みだから学童はお休みだよウインク
↑やる気を削がない為にも、学童お休みという
飴をチラつかせる…笑

おひとり様のお休み、寂しいと思うけど
がんばってね!!と吐き捨て
登校して行きました笑い泣き

サ…サンキュー…うーん



で。わたしは一人で予定していた
ゆかりある、お気に入りのお寺へ。
やっぱり、神社やお寺は
一人で行くのが好きです照れ

終わりかけの紫陽花でしたが、
とても綺麗でしたおねがい








ここは、5月にはツツジ
それが終われば紫陽花ですニコニコ




いつも通り参拝を終え
おみくじでは大吉お願い
そしていつも通り、上へ登り
観音様の所へ行きました。


先客が一人いました。
70代くらいの男性で、とても人の良さそうな
失礼ですが可愛らしい方でした。


目が合い、男性が
らくらくスマホを片手に「すいません。」と。
「いいえ〜」と軽く会釈を交わすと
「シャッター…押してもらえますか」と。
「いいですよ」と快く受けたのですが
男性はまた、私に背を向け、荷物を
ガサゴソとしていたので
わたしは、、、
???え。観音様だけ撮ればいいのか?
一緒には写らない主義の方?など思い
戸惑っていると、またチラッとこちらを向いたので
ニコッと微笑み返すと
「妻が亡くなりましてね…」と。

あ。そうだったんですね。と返すと
奥様の遺影を手に
「こんな事お願いしてすいません。適当でいいので。お願いします。」と言われ、
先走って観音様だけ撮らなくて良かった〜びっくり
と思っていました。

無事に撮影を終え、
「ここには、よく来られるんですか?」
と尋ねてみました。
「〇〇から来てるのですが、ココとか〇〇によく妻とドライブに来てまして。あとは、〇〇の方にも行ったりしていて」
あ、わたしの地元だ!と思いつつ
「そうでしたか。」と返すと
「でも。妻が亡くなってしまって…ようやく落ち着いたので、今日やっと連れて来られたんです。本当にありがとうございました。失礼します。」と
頭を下げられ、去っていかれました。



見るからに人柄の良いご主人でしたが
ご主人の想いに心底胸を突かれました。

言葉に表すのは難しいほど
色々な事を感じました。
しばらく観音様を見上げ、色々な思いが
込み上げてきたので、深呼吸をして
お賽銭を入れ、感謝の意をお伝えしました。

そしたら何だか、抑えていた気持ちが
溢れ出し、涙が止まらなくなったので
一人泣きながら下山しました。



実は…お恥ずかしながら
私は1ヶ月ほど前まで、主人とは冷戦中でした。
今では、直向きな主人の想いと優しさに
胸を打たれ、楽しく日々を送っていますが、
私たちが沈黙で過ごしていた日々が
本当に恥ずかしくなりました。
そして、この当たり前に鬱陶しい毎日が
いかに かけがえのないものなのか。
そこに気づかせていただきました。


とても素敵なご夫婦であったのだろうなと
見ず知らずのご夫婦の日々さえも
垣間見えるような、そんな出来事でした。


ただただ、自分ちっせーな…と。
それに気づかせていただけた事で
私の、私たち家族の幸せの扉を
閉じる事なく過ごせています。


いつか、またどこかで
あのご主人にお会いして
お礼がしたいです。




帰りに立ち寄ったスーパーで
偶然にも、かすみ草が売っていたので
買ってしまいましたキラキラ


かすみ草の花言葉は「感謝」「幸福」

日々の幸福に感謝。
笑顔を絶やさずいてくれる家族に感謝。