小嶋 秋 の ~芸術の森~

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グランジロック

それは僕が大好きな音楽のジャンルの一つです。
1990年代初頭にアメリカでNirvanaの「Nevermind」のアルバムが爆発的に売れるようになってから、口にするようになったと言われるジャンル。


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とにかく歌詞は暗く、曲調は静かなんだけど激しく、重く、神経質なギターソロ
それがグランジロックだと僕は解釈しています。

Nirvana , Alice in Chains

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この二つのバンドは、グランジを代表するバンドであり、同時に僕が大好きで仕方ないバンドです。


今日は、それぞれのボーカル、カート・コベイン、レイン・ステイリーが亡くなった日です。

カート・コベインは27歳、レイン・ステイリーは34歳
あまりにも若すぎる死です。

彼らに共通していたのは、深刻なドラッグ依存。
夜回り先生で有名な水谷修先生が
「真面目で優しい人ほど真面目にドラッグにはまり、死んでゆく」
と言っているように、彼らはあまりに純粋で不器用だった。

もともとアンダーグランドで陽の目を当たらないところで、地道に活動していたバンド
それがいきなりメジャーで爆発的に支持されるようになり、その重圧に耐えきれなくなっていった彼ら。
頑なに自分の音楽を追求するあまり自分を見失っていった彼ら。

その行きつく先がショットガンによる自殺とドラッグのオーバードーズ。

「It's better to burn out than to fade away」 
錆尽きるより燃え尽きたい

カート・コベイン の遺書に書かれたこの言葉はあまりに有名です。


僕は依然うつ病で、どうしようもなくなっていた時期を経験してきているので、
その経験から、彼らはまさに「押し潰されてしまった人」の代名詞的存在のような気がしていたたまれなくなります。


悲しい時はいつも彼らの曲に助けられてきました。
涙を流すだけ流して、彼らの曲に耳を傾け、
「俺はどうしようもないけど、それでも闘うことはやめないぜ」
そんなことを言っているような彼らの詩に自分を重ね奮い立たせる。



この世は醜いことばかりです。
でも、天国から彼らが見ているだけで、頑張れる気がします。
「世の中捨てたもんじゃないんだぜ」

って彼らに言える日が来るよう頑張っていきたいです。


27歳の僕はどうなっているのかな?
世の中に絶望して何度も死にたくなっても前を向いて歩いている人であってほしいです。



黙祷