渡邊さんは 「渡邊 精徳」 きよしと読むらしいのですが このお名前や、知的な文章で「育ちの良い家庭、頭の良い人なんだろうな」って思いました。
↓以下、渡邊さんの文章です。
「当時は浜松市でWAW Musicという楽器店を営んでおりました。ニールのPEの切っ掛けは、PE-R80にフロイドローズ、GRコントローラを搭載した物を1983年にニールに試奏して貰った事が始まりでした。
その後、いろいろ検討した結果あのモデルになったのですが、 巷で100本程販売されたARIAPROⅡのニールショーンモデルとは違い 貴殿の所持しているNSモデルは、GRコントローラ内臓、ケーラー搭載、ヘッドに NSのデカールが在るニールが使用していたモデルとほぼ同じのモデルです。
違う所は、販売価格からの設定で、トップはメイプル&シカモアの貼りトラになっている。
デバイデッドPUがブリッジ寄りになっている事です。国内で5本のみ販売した貴重品です。
ニールの物は、虎杢のメイプルカーブドトップ、マホガニー、虎杢のメイプルカーブドバックの三層構造になっています。40年も前の事で私も忘れた事が在りまして、そちらのギターのバックの構造がフラットだったのかカーブドだったのかお教えいただければ幸いに存じ ます。」
*このエピソードのニールに提案して試奏してもらったという貴重な試作品の写真
渡邊さんに送った「自分のPE」の横から見た写真。