まるで夢をみているみたい

君はそう言って
驚いた顔をしたね
でもそれは夢なんかじゃない

夢なら
僕は君には触れられないから
いや
夢でもきっと
君には触れられるかな


だけど
いまここに
繋がった手のぬくもりは
きっと夢じゃ感じることができないから


君の体温が
僕に現実を見せてくれる


その温度を確かめたくて
僕は繋がった手のぬくもりが消えないうちに
君のからだを抱きしめた


変わりゆく日常に
追いつけない背中

それでも届きたいと
見失わないようにと手を伸ばす


誰かがくれる力が
今在る自分に答えをくれる

それが必ず自分の糧になると信じて

僕らは今日も未来を紡ぐ

そして
明日を描く
あたりまえにあることが
ずっと続くとは限らない

あたりまえにあるからこそ
それを失った時のことは考えられない

あたりまえにあるものが
自分にとってどれだけ大切なのか
私はきっと知らずにいた


そう
あなたに会わなければ
そんな大切なことにも気付かなかった


私の日常は平凡かもしれない
でも
その日常もあたりまえにあるもので

だから私はいま
幸せなんだと思ったの



もしかしたら失ってしまうかもしれない
それを
忘れずに
明日も笑顔で
歩いていこう