1987年に他界した昭和の大スター、石原裕次郎さん(享年52)の命日にあたる17日、裕次郎さんが眠る横浜市鶴見区の総持寺で28回目の追善法要が営まれた。

左から神田正輝、金児憲史、石原まき子会長、池田努、渡哲也、宮下裕治、舘ひろし、徳重聡

36年ぶりに発掘された石原プロモーションの社歌「太陽と星たちの賛歌」の無料配信が、同日から同社公式サイトでスタートした。ボーカルを務めた舘ひろし(64)の歌声に、渡哲也(72)は「最高! ひろしに裕次郎さんが乗り移った」と絶賛した。


裕次郎さん生誕80年イヤーと重なった今年の命日は、石原プロの社歌がボスに“奉納”された。


36年ぶりに東京・成城の石原邸から発見された社歌「太陽と星たちの賛歌」は、ボーカルの舘がコーラスの徳重聡(35)、宮下裕治(39)、池田努(35)、金児憲史(35)と今月9日にレコーディングし、17日午前9時から同社公式サイトで無料配信(8月末まで)をスタートさせた。


裕次郎さんの妻で同社の石原まき子会長(80)、所属俳優の渡、神田正輝(63)と墓前に並んだ舘が「どこからともなく社歌が出てきて、私が歌うことになり、改めて裕次郎さんとふれあえたような気がします」とあいさつすると、法要に集まった500人のファンから歓声が上がった。


完成した社歌に渡は「最高! ひろしに裕次郎さんが乗り移ったみたい。曲も覚えやすいし、ひろしの歌の中で一番じゃないか」と絶賛し、大ヒット曲「泣かないで」を持つ舘も苦笑!? 渡は総持寺から帰宅後も、再び社歌を聴いてボスをしのんだという。


雨男で知られた裕次郎さんだが、2009年の二十三回忌を終えた後は毎年快晴続き。まき子会長は、すっかり晴れ男になった夫を想い、暑さに負けず駆けつけるファンに「毎年、毎年、会いにきていただき、裕次郎さんは幸せ」と感謝した。

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