人気アイドルグループ・関ジャニ∞、俳優の舘ひろし(62)が8日、都内で行われた映画『エイトレンジャー』(堤幸彦監督)完成報告会見に出席した。


本作で役者人生初の被り物を身につけ、伝説のヒーロー、キャプテン・シルバーを演じる舘は「事務所的には『もちろんやりませんよね?』って感じだったんですけど、私はこの映画を機会にアイドルを目指します」とオファーを快諾。それでも、関ジャニメンバーからスリッパで頭を何度も叩かれるなど大御所らしからぬシーンでは「映画なので仕方ないかなと思いましたけど、練習の数が少し多いかなと…。アイドルへの道は遠いなと思いました」と苦笑した。




今年デビュー8周年を迎える関ジャニ∞が、2005年から各地のコンサートでご当地ネタを盛り込みながら披露してきた戦隊パロディー『エイトレンジャー』が、堤幸彦監督によって映画化。ファン向けに行ってきたパロディー作品に、ベテラン俳優・舘の参加が決まったことに、丸山隆平は「最初は違和感以外のなにものでもなかったんですけど、とても贅沢なこと。とても光栄です」と喜び、横山裕も「感謝の言葉しか出てこない」と恐縮。


大倉忠義は「撮影で舘さんをこれでもかってくらいイジり倒しても一切怒らない。僕も、大物になってもこういう姿勢でいたいなと思いましたね」と尊敬の念を抱き、安田章大も「こういうふうな大人になりたいなと思いました。ナイスガイだなと」とべた褒め。一方で、スリッパで頭を叩いた張本人、村上信五は「いくら舘さんでも、関ジャニ∞として入ったらこういう扱いになるんだぞということを前もって知ってもらいたかった」とドヤ顔で語り、笑いを誘った。





最悪のシナリオをたどった未来の日本を舞台に、借金苦やアルコール依存症、対人恐怖症など、心に傷を負った7人の青年(関ジャニ∞)が、その環境に屈することなく生きるために一歩を踏み出す姿を描く。映画『エイトレンジャー』は7月28日(土)より全国公開。

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