うたうたいのリオと絵描きのタイの物語。
リオ「もう絵は描かないの?タイ」
タイ「描けるほどの力が今はわかないよ」
リオ「もう僕は先にいくよ」
タイ「うん。いいよ。」
リオ「本当は一緒に行きたいんだ。一緒に行かない?」
タイ「あたしはまだここにいたいよ。」
リオ「君を置いてきぼりにして歌なんか歌えるかな」タイ「置いてきぼりにされたわけじゃないよ。ここにいることを選んだんだ。あたしはここで待ってる。いつかリオに見てもらえる日がくるまで絵をかいて待ってるよ。」
リオ「恐いよ。迷ってばかりで不安だ。」
タイ「大丈夫だよ。あなたはあたしにたくさん夢と希望をくれたうたうたいだから。」
リオ「それでも、恐いよ。」
タイ「あなたはこれからたくさんの人に会わなきゃいけないんだよ。あなたを待っている人がいるんだよ。歌わなきゃダメなんだよ。あたしはここであたしのやりたいことをやる。だから安心して歌ってきてよ。」リオ「いつかまた会えるかな。」
タイ「あなたがまた会いたいと願うなら、あたしはいくらでも待つよ。大丈夫。そんなにあたしは弱くない。」
リオ「弱いよ。」
タイ「そうだとしたら、あなたがあたしを弱く見てるだけだよ。あたしはもう1人で歩けるから。」
リオ「…。」
タイ「いってらっしゃい。何もかも大丈夫だから。あたしにあなたの歌を聞かせてね。そうして帰ってきたくなったらいつでも帰ってきて。あたしはあなたを抱き締めるためにこの両手を授かったんだ。あなたの声をきくために。あなたに愛してるって伝えるために。いつかひとつになれるように1人で生まれた。だから、あなたにはまたきっと会える気がするんだ。何も恐くないよ。リオ、いってらっしゃい。」
その夜、タイは夢をみた。2人で笑って満点の星の下で幸せに溢れた夢をみた。
いつか現実になればいい。
ならなかったとしても後悔だけはしたくない。
そして筆をとった。
リオ「もう絵は描かないの?タイ」
タイ「描けるほどの力が今はわかないよ」
リオ「もう僕は先にいくよ」
タイ「うん。いいよ。」
リオ「本当は一緒に行きたいんだ。一緒に行かない?」
タイ「あたしはまだここにいたいよ。」
リオ「君を置いてきぼりにして歌なんか歌えるかな」タイ「置いてきぼりにされたわけじゃないよ。ここにいることを選んだんだ。あたしはここで待ってる。いつかリオに見てもらえる日がくるまで絵をかいて待ってるよ。」
リオ「恐いよ。迷ってばかりで不安だ。」
タイ「大丈夫だよ。あなたはあたしにたくさん夢と希望をくれたうたうたいだから。」
リオ「それでも、恐いよ。」
タイ「あなたはこれからたくさんの人に会わなきゃいけないんだよ。あなたを待っている人がいるんだよ。歌わなきゃダメなんだよ。あたしはここであたしのやりたいことをやる。だから安心して歌ってきてよ。」リオ「いつかまた会えるかな。」
タイ「あなたがまた会いたいと願うなら、あたしはいくらでも待つよ。大丈夫。そんなにあたしは弱くない。」
リオ「弱いよ。」
タイ「そうだとしたら、あなたがあたしを弱く見てるだけだよ。あたしはもう1人で歩けるから。」
リオ「…。」
タイ「いってらっしゃい。何もかも大丈夫だから。あたしにあなたの歌を聞かせてね。そうして帰ってきたくなったらいつでも帰ってきて。あたしはあなたを抱き締めるためにこの両手を授かったんだ。あなたの声をきくために。あなたに愛してるって伝えるために。いつかひとつになれるように1人で生まれた。だから、あなたにはまたきっと会える気がするんだ。何も恐くないよ。リオ、いってらっしゃい。」
その夜、タイは夢をみた。2人で笑って満点の星の下で幸せに溢れた夢をみた。
いつか現実になればいい。
ならなかったとしても後悔だけはしたくない。
そして筆をとった。