北京五輪100kg超級代表選考も兼ねた
第60回全日本柔道選手権
注目の4選手(鈴木、井上、石井、棟田)は順当に
ベスト8に残った。
準々決勝 第1試合(鈴木×塘内)
鈴木、かろうじて「旗判定」で勝ち残る。
準々決勝 第2試合(高井×井上)
序盤から高井が大内などで優勢に攻めたてる。
終盤、一本をねらってかけた井上の内またを高井が返し、
そのまま押さえ込み(合わせ技一本)
準々決勝 第3試合(石井×谷口)
石井が大外(巻き込み)で一本勝ち。
しかし、なぜこんな選手(谷口)がここまで残っていたのか
不思議だ。
準々決勝 第4試合(棟田×生田)
開始直後から生田が優勢に試合を進める
もしかしたら生田が勝つかも?と思って見ていると
棟田が鮮やかな「支え釣り込み足」一本!
準決勝 第1試合(鈴木×高井)
有効を取られ劣勢にたたされていた鈴木が「小外」で一本勝ち。
準決勝 第2試合(石井×棟田)
棟田の「注意」により、石井が優勢勝ち。
決勝(鈴木×石井)
有効を取られた鈴木が、そのまま押さえ込まれ万事休す!
と思いきや、28秒のところで返し、首の皮1枚つながった。
しかし、そこから石井は逃げる逃げる
(教育的指導→指導→注意→警告)
結局、なんとか逃げ切り石井が優勝、
北京代表の座も勝ち取った。
でも、やはり見ていておもしろいのは、
井上、鈴木、棟田、生田などの一本を取りにいく日本柔道。
石井のスタイルは世界向きなのかも知れないが、
どうも好きになれない。
「警告」を取られながら日本一とはねえ?!