毎日、ただ 何となく生きていると


生きているということをゾンザイにしてしまう。





産休に入った9月以来、初めて会社に顔を出した。


「お~!生まれたんや」

最初に暖かく迎え入れてくれたのは、嘱託のおじさん。


「はいっ。ぶっくぶくでw
○○さんとこもお孫さんがそろそろでしたっけ?!」

久しぶりにみんなに会えて、嬉しくて。
聞きたい事がたくさんあって、早々に聞いてしまった。


「・・・イヤ、わしのとこはダメやったんよ~。
手術で出してしまってな」




それ以上、何も聞けなかった。


「そうだったんですね・・・・・。」



それ以上、言葉が出なかった。




お喋りなおじさんは、すぐに話を切り替えてくれたけど。




人の命というのは、何があるか分からない。


それはもちろん、この世に生を受けてからも。

産まれる前、お腹命が宿った時からも。



すごくたくさんの偶然、運命、必然、
いろんなことが交わり合って誕生する『生』ー。



生まれてきてくれて、ありがとう。


ただそれしか伝える事はできなくて。


明日は何があるか分からない。




今日を全力で生きたい。

生きなければならない。



そう思った。