旅行の〆御飯? de 祇園四条 <天周> | 好きなことを好きなだけ

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髑髏好きの小生が日々の思いつき、感動、徒然などを 
ハンバーガーや、美味しく食べた物などを添えてお送りします   
まだまだ若輩者ですが、どうぞ宜しくお願いいたします

ある日の早いお昼時は、京都聴講旅行最終日のこと

そういえば祇園四条の名物的料理食べてないなぁ と


そんな祇園四条でお昼御飯、というお話です


向かったのは祇園四条のまん真ん中、通り沿いのお店

なんでもかき揚げ天丼と、穴子天丼が有名なんだとか




天周2


「祇園 天冨楽 天周」

天冨楽と書いて天麩羅、観光地のど真ん中の有名店

ともすれば早めに並ぶのが吉、と開店20分前到着



な の で す が 。 。 。





天周3


いや、あの、平日ですよ、なんならまだ10時台ですよ

しかも既に10名程の待ち人数、そしてそしてなんとなんと


「本日昼分のかき揚げはもう終わりました」


との御案内ですよ、ありゃぁすんごい人気なんだなぁ なんて

とはいえ、自分はかき揚げがそこまで得意でないので問題なし


いえいえ、穴子天丼で好いのですよ えぇ



暫くしまして開店時間、奥から順に席へ御案内



店内は、華美過ぎない程好い落ち着きがあります

カウンターメインの天麩羅屋さんらしい和の風情




天周5


席からは、素材の穴子さんやら、調理やらがよく見えて

こりゃぁ面白いなぁ とワクワクしながら調理風景を観察


にしても、スンゴい穴子の数ですよ、驚きますね



天周4


卓上はシンプルに整えられ、スッキリとしていて清潔感

薬味・調味料に七味、抹茶塩、山椒もあって好いですね



そうこうしていると、わりと早いこといらっしゃいました




天周6


「穴子天丼 ¥1100円」

蓋は無いもので、調理後ままのビジュアルで登場

味噌汁は白味噌系で、さっぱり、出汁は程々な感

添えられた香の物は、ピリリ感のあるたくあんさん



天周7


見るからに衣の厚い穴子さんは、半身程を豪快に揚げて

飾り衣もたっぷりですから、見た目にもボリューム感満点


ではではっと頂きまして



天周8


衣はザクザクと表面、中はややしっとりタイプのもの

2度揚げの調理の様ですが、2度目はやや温度低めかと


若干油切れが悪く、しっとり感は油分の問題で食味は重め


穴子はふわっと、というよりもまずまずのホクホク感

旨味はさほど強くなく、香る魚の強さが印象強いもの


皮身側の味わい、香りが強い様に感じます


という塩梅なので、七味、抹茶塩、殊更山椒は相性抜群

香りの薬味によって、元の強い香りが穏やかになります


丼つゆの方は、わりとあっさりタイプ


甘味を主張させずに、塩辛さも控え、上品な味わい仕上がり

ネタの強さや衣の強さを考えると、も少し強くて好いのかな




そうしてこうして、祇園四条の有名店で名物穴子天丼




天婦羅の衣や、揚げ加減は人により好き好きですからね

その辺を加味しても、油切れの悪さはちょっと気になるところ


また、穴子はこの価格で頂ける量として満足


個人的には、若干皮身の方の香りが気になります

が、これもまたお店のコンセプトなのでしょうか



となると、つゆとのバランス含み、うむむムム  と



まぁそれはそれ、個人の好みというのもありますから

今回は自分に合わなかったのだな と気分をなだめて


こりゃぁ旅の〆御飯にはせつないなぁ なんて


ちょっとお散歩がてら、口直しをさがそっと!と

食後の腹ごなしを!と、お店を後にするのでした













こちらからはメニューの紹介になります

 

天周1


観光名所で好立地、この価格帯という努力は素敵ですよねぇ


にしても、名物と謳うかき揚げ天丼は、前客10名足らずで終了とのこと

そう考えると、ランチは何食なのでしょうね?相当レアなんだなぁ なんて