中学生の時、いきがった先輩がタバコを目の前で吸っていた。
もう目がしみて、喉の奥が苦しくてむせた。
私は一生、タバコは吸わない。タバコを吸う人とは一緒にいれないな、と思った。
思っていたけど、変わるもんだね〜。あの頃に戻りたい。
私は10代でタバコを吸う12個年上の方と交際し、
駆け落ちまでして、島に住んだ。
彼が島に別な女性を連れてきた。親しそうだった。
私がいるのに、どうして?
喧嘩になり、5万を出されて、「お前、これで帰れ」
全てを捨ててきた。ここまで来るまで色んなものを捨ててきた。
親も、友達も、自分のお腹の子まで犠牲にした。
私には何も力がなかったのだ。
馬鹿で、世間知らずで、正しい判断力もなく、彼を頼ることしかできないようにコントロールされていた。
若かった私を助けてくれるものは何も無かった。
どうにでもなりたかった。
島にあるタバコの自動販売機には、セブンスターくらいしかなかったな。
1本吸うとまずくて、苦しくて、泣いて泣いて、心にナイフが刺さって痛かった。
それが始まり。
タバコを吸う理由は変わったけど、吸い始めを思い出してしまう。
