紙の目なり | 新高速印刷みんなのブログ

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こんにちは。

最近の暑さで、体が沸騰中の
クロスメディア営業部渡辺です。

今日は、紙には目なりがあるというお話です。


目なりとは、繊維の流れです。


まず、紙を縦に折ってみてください。

次に、それを開いて、

横に折ってみてください。

また開いて、

山折りの折り目を見てください。


1本は毛羽立って、もう1本はきれいな折り目になっているでしょ。

その紙は、

きれいな折り目に平行な目なりになっているのです。



本は、開いた状態で縦方向に

目なりが流れるように設計されています。

そうすることで、しなりがでて開きやすくなるのですよ。



ちなみに

印刷業界では、目なりの違いを

縦目(T目)

横目(Y目)

と呼んでいます。