介護保険ってご存知ですか
利用するための、一番最初が
とても重要で、たくさんの手続き(申請、
契約、サービスの導入)に労力が伴います。
終末期ケア専門士
音々礼 典子
介護認定調査 74 項目
第 2 群
「 生活機能 」について
第 2 群 生活機能 について
どういう内容の項目なのかを、ご説明していきます
第 2 群 というのは、日常生活動作の機能や、外出頻度の生活活動に関しての項目。介助の実態を評価した項目群のことです。
2 - 1 移乗
2 - 2 移動
2 - 3 えん下
2 - 4 食事摂取
2 - 5 排尿
2 - 6 排便
2 - 7 口腔清潔
2 - 8 洗顔
2 - 9 洗髪
2 - 10 上位の着脱
2 - 11 ズボン等の着脱
2 - 12 外出頻度
調査基準のポイント
2 - 4 食事摂取 のことを詳しく書き加えてみます。
1. 介助されていない
2. 見守り等
3. 一部介助
4. 全介助
上記のように4 つに分けて判断します。
ここからが結構大事になります
🔸食事摂取について、認定調査を行う日から、概ね過去1週間の状況で、より頻回にみられる状況や日頃の状況で選択します。
ここからがさらに大事
1 週間 のうち、5 日間は自分で食事を摂ることが出来ていて、1 日か 2 日は、介助者が、ほとんどの食事介助(食べ始めから食べ終わりまで)を行っているとします。
このような場合に、一見 1日、2日 は ほとんど介助を行っているので、
「 4. 全介助 」を 選んでしまいそうになりませんか
私は、選んでしまいたくなります
が、しかーし そういう判定の仕方はしていなくて、
このような場合は、
最も頻度の多い 「 1. 介助されていない 」を 選択するのです。
え 何で って 聞こえてきそうです。
1 週間 のうちに、1 日 か 2 日 は 食事にかかる殆どの部分を介助していているから、じゃあその中間の、「 2. 見守り等 」「 3. 一部介助 」
を選んでしまいそうにもなりますが、この選択も誤りなんです。
要するにですね、結論としては
最も頻度の多い
「 1. 介助されていない 」を 選んで、
そして、別途 「 特記事項 」というところに
週 1 日、2 日 食事摂取に関しての状況を、ありのままを詳しく書く ✍︎(^ω^)カキカキ
( よくまあ、ここまで細かく基準を作っているなぁーと 私は心の中で、思ってしまいますが )
食事摂取についての 選択基準を取り上げてみました。
他の項目も、こんな感じで、全てに基準を設けられています。
76 項目 単に 聴き取りを行っている訳ではないんですね。このようにして、まとめた結果で、介護度というのが判定されています
余談 ですが、
よく、この介護認定の結果をみて、
A さん「 あんたは何やった ?」「 私は、介護 1 でんねん 」
B さん 「 私は、介護 2 でしたよ 」とお話されている場面がありますが、
1、やから 2 ・・・、と 学校の成績みたいに捉えられていそう と 私は勝手に思ってしまうのでした 。
ここまでいかがでしたか
こんな感じで、判定には基準があるんだねーと、もし認定調査を経験されることがございましたら思い出して頂ければと思います
お金ばっかり持っていこうとする 恐るべし高校 1 年 女子 による撮影 。もっと他のことにも目を向けてー ( 母の叫び でした )