ところで、このアプリは どんなアプリなんでしょう?
と、言う事でとりあえず説明してみます。
簡単に言うと、とってもマニアックな計算機です。
(どんな人が使うんだ?)
このアプリにはモードが2つ用意してあり、大きく分けて2種類の計算が出来ます。
まず、1つ目のモード『RH計算機』

上図に有る『円弧の半径(R)』を『弦長(W)』と『弦長(W)の中央位置に於ける円弧と弦の距離(矢高:H)』から算出します。
更に、右上部に有るボタン切り替えにより『円弧の半径(R)』と『弦長(W)』から『弦長(W)の中央位置に於ける円弧と弦の距離(矢高:H)』を算出する事も出来ます。
※寸法の単位はmm

2つ目のモード『W計算機』


上図の黄色部又は赤線部の様に円弧の両端に直線を持った場合の弦長(W1,W2及びW)を算出します。
必要な数値は『A,B,H,R』の4つと『円弧長L1』又は、『円弧角度θ』のいずれかです。(上図左参照)
『円弧長L1』か『円弧角度θ』の選択は、右上部に有るボタンにより切り替えます。
上図右は左図のH寸法が0となります。
因に、入力選択のバリエーションは、8種類で画像を左右にスクロールする事で選べます。
選択したバリエーションに応じて、入力不要な項目には0が入力されます。
・8パターン
円弧の両端に直線有り H寸法有り
円弧の片側(B)のみ直線有り H寸法有り (A=0)
円弧の片側(A)のみ直線有り H寸法有り (B=0)
円弧の両端に直線無し H寸法有り (A=0,B=0)
円弧の両端に直線有り H寸法無し (H=0)
円弧の片側(B)のみ直線有り H寸法無し (A=0,H=0)
円弧の片側(A)のみ直線有り H寸法無し (B=0,H=0)
円弧の両端に直線無し H寸法無し (A=0,B=0,H=0)

上図は、『円弧の両端に直線無し H寸法無し (A=0,B=0,H=0)』

※寸法の単位はmm
どういったシチュエーションで、こういった計算が必要になるのか?
なかなか想像できませんよね。
私の場合 仕事柄必要になるので、従来は電卓で計算するか、PCでExcelで計算していたんですが、計算が面倒なのと、現場で手軽に計算したかったのでアプリ化しました。