北九州へ
「この辺りが痺れて痛いです…」
臨床の場でよくお聞きする言葉です
「腰痛」に焦点を絞って
神経を中心とした構造の確認から、3パターンに分けられる病態分類:①中枢性炎症②圧迫によるもの③末梢神経の感作という視点から、その評価と治療を実技を交えて
講師の方が、何度も述べられていた
神経への「血流障害」をどう捉えていくべきか
正座をして、痺れて、足が動かなくなる事
身体で引き起こされている事象
繋がっていきます
棘下筋のatrophyが関節包由来のガングリオンにより肩甲上神経の圧迫、血流障害によって引き起こされたケースも提示して頂いて、それが筋力訓練からの発生という知見…色々と考させられる内容でした
神経圧迫⇒透過性亢進⇒神経腫脹⇒閾値の低下:感作⇒痛み•痺れ•spasm
腫れあがった状態を改善することは、つまり、圧迫因子を改善すること
下肢の浮腫が股関節のモビリティが変化することで改善することと繋がります
制限されている因子をリセットすること
構造的に、椎間孔も下位にいくほど狭小していることがよりL4~S1にある病態として表出し易いことも改めて腑に落とし込めました。
簡便なスペシャルテスト
棘突起、椎間関節などの根支配、また、大腿神経、伏在神経などの末梢支配に対して詳細な制限因子を手指で拾っていく作業
先程のガングリオンの話からも、drの鑑別性、自分達の領域の線引きを重視した中で
理学療法の役割りは、病態より機能
そこの視点を持つこと
神経モビライゼーションとは、伸張性を抑えた「滑走性」を紙縒りの様な神経に与えること。このため、ストレッチを行うリスクも改めて
また、溢れでるお風呂の水を汲み取る例えから、でる水の蛇口をしっかりと締めること
それが大切なことも述べてあり、その事を含めた話もまた、お聞きしたいと思う時間でした
どれだけ、自分のスタンスを、フラットにするか…
時間とお金を投資して
自分がそこで何を学ぶのか
何をしにきているのか
ということがはっきりしていれば、他の事は、気にならなくなります
より学び易い状態をつくること
今回の講習会は、自分が入職した頃に大きなインスパイアを受けた講師の方
そんなスタンスを作りながらも、その当時の事を少し思い返したりすることもあり、元気を頂きました
今回、頂いたエッセンスを活かせる様な認知力を養っていきたいと思います