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この日もボリビアの首都・La Pazにある日本食屋「けんちゃん」に
食べにいきました。

下記は「けんちゃん」の記事。
http://blogs.yahoo.co.jp/skpanic/59625363.html







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味噌ラーメン!これもすごく美味しそう。それとBlizzardさんに教えて頂いた
生姜焼き!美味しすぎました。しかもこれで400円ぐらい。







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そしてこの日はボリビアに住む日系人の方と偶然お会いすることができて
自宅に招待してもらいました。
ここからボリビアの町全体が見渡せるすごく眺めの良い所でしたが
遠くに土砂災害の様子が見えたのが衝撃的でした。
崖に立つ家々の間に大きなスペースが2つあるのですが見えるでしょうか?
あそこに住んでいた人たちはひとたまりもなかったのでしょうね。。。






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この日はこの日系人の方の家で寿司と日本食を運んでもらいごちそうして
頂きました。






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巻きずし。ねぎとろ巻きやヒレかつも。


ボリビアの経済の話し、ボリビアで1985年に起きたハイパーインフレ時の話にも
なりました。個人的にこのボリビアのハイパーインフレ時の話は機会あれば
ボリビアの誰かに聞こうと思っていたので

「1日で大幅にレートが崩れたのですか?」という自分の質問に対して

「1日なんてとんでもない!あの時はカフェテリアに入ってコーヒーを注文して飲み終えた
時には既に為替レートが大幅に変わっていた」
という仰天エピソードも。
ボリビアの紙幣で貯金していた人が一瞬にして紙幣が紙くず同然になってしまったのだから
ひとたまりもありません。
ちなみに当時の物価上昇率は8,000%!!



自分はハイパーインフレについては個人的にすごく興味を持っている。
LTCM破たんの際のロシア、戦後のドイツ、そして1985年のボリビアのハイパーインフレが
世界では有名だがそれぞれに理由があると思う。

ハイパーインフレは今の日本のような財政赤字とかなり密接に関係していると
言われている。
崇高な経済本の1ページには例えば「ハイパーインフレとは、財政赤字がインフレ税のみに
よって埋め合わせされるときに生じる極めてマネタリーな現象である」と書いてある。
この文章は学者が書いた内容ですがこれだと何を言っているのか我々凡人には
全く分からない。

もう少し分かりやすく自分なりに噛み砕いてみると
例えばハイパーインフレというのは物に対して貨幣の量が多い世界の話し。
=貨幣の価値が低い。
政府が強度のマネーサプライなどをしたことで起きる現象。
貨幣の価値が低いとどうなるかとういうと、携帯一つが100万円とかとなる。
もしかしたらプラズマテレビなら500万円とか1000万円にもなるかもしれない。
というかなるだろう。
政府が強力なマネーサプライをすることでインフレが起きたことで
あたかも国民全体に重い税金が課せられたような状況になるので
それを「インフレ税」などと呼ぶらしい。

それだけならよくある話しである。そこから一歩踏み込んでその状況下(ハイパーインフレ下)
で得する人は誰か?
となった場合は。。。。

得する人はたくさん借金をしている人。500万円借金が仮にあったとすると
ヤフーオークションで自分が持っているテレビを1台売るだけで借金が一発で返せる。

つまり財政赤字をたくさん抱えた、今の借金大国の日本などは少し前にIMFがボソッと
言っていたが最終的に日本は借金は返せなくなると言われている。(米国もですが)
じゃあどうするのかというとその財政赤字の解決策の手段の一つとしての
ハイパーインフレ。
日本政府の借金が膨らんでもハイパーインフレを起こせば
上記のメカニズムを経て借金の問題を解決できる。







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