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ドミニカ共和国の大きな問題として電力事情がある。今でも夜中の12時を過ぎたり
比較的、家に人がいない昼の13時~18時前後は
家庭では電気が止まってしまうことが多い。

ドミニカの電力はかつてはCDE(ドミニカの電力公社)という国営企業により
電力が供給されていましたが外圧により解体されて、現在はスペイン企業を中心とした
外資系の会社により電力がDistributeされている。
外資系の会社は

Smith & Iron (米国系)
Cogentrix (米国系)
Andres Electronic ( 米国系)
Union Fenosa ( スペイン系)

などの外資が入っておりこれらの会社から電力が各Disributorに供給される、

Distributorはそれぞれ地区ごとに
Ede sur (エデスル)
Ede norte(エデノルテ)
Ede este (エデエステ)

と言われている電力のDistributer企業により管理されています。
建設系企業との利権も絡みダークな部分もあります。ドミニカのメトロ建設を一手に
請け負った某企業はレオネル大統領との結びつきが非常に強いのですが
彼らの弁護士はスペイン政府との巨額のマネーロンダリングに関わっている可能性が
高いとも。


写真はEde esteの会長とのショット。
彼との出会いは自分にとって大きな転機となった。自分の意図とは
違う所で動いた部分もあるのですが結果として自分のビジネスアイデアに
対して1千万ほどのお金を出してもらうということを初めて経験させて頂いた。
こういう世界が経験できたことは個人的に大きかった。
「お金が無ければビジネス、投資はできないという価値観を捨てなければ
いけない」という言葉は以前はよく理解できなかった。
「もしかしたらこういうことかも」という「感覚」が分かってきた気がする。
大事なのはこの種の世界を一生かけて勉強していくことだとこの会長に
よく教えてもらった。




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(株)リクルート / AB-ROADで
ドミニカ共和国、カリブ海のABガイドとして記事を書かせて
もらっています。
ブログでは書かれない観光情報等、内容が満載なのでぜひ


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