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広州の見本市も2日目。
4月に続いて2回目の見本市への参加
なのですが中国の技術って本当に日進月歩で成長しているなぁと
感じるのが家電のブースに足を踏み入れた時です。

携帯電話とかも4月はこんな小さいのなかった!っていうぐらい
小さい商品が登場したりLCDのTVの展示が
もうどのメーカーも常識だったりしかもどのブースも本当に
にぎわっている。
中国の家電メーカーというと真っ先に上がるのがハイアール(Haier)
やハイセンス(Hisense)というメーカー。戦略的に世界進出をしていき
いまや世界の至る所にこのメーカーの代理店はあります。しかも
このメーカーの代理店の選定はすごく厳しいことで有名。
もちろんドミニカ共和国にもドミニカを代表するぐらいの力のある
会社がハイアールの商権を手にしております。
力のある代理店を各国に設置することは世界進出をする
日本メーカーになどはすごく大事にしている考え方。
ところが中国にこのマインドがあるメーカーは家電に限らずすごく少ない。
簡単に言うと中国のメーカーは「買いたい」という人がいれば
誰にでも売ります。

これは中国のメーカーの現在の特徴でもあるし逆を言えば
中国商売をしたい人にとっては敷居が低いだけに
今が絶好のチャンスでもあるわけです。
日本の商品を代理店ベースで商売させて欲しいと頼んでも
良メーカーは簡単にはYes.と言いませんから。

この「誰にでも売る」という考え方が今後、各中国メーカーで
変わっていくのかそれとも中国人特有の考え方なのか
自分はすごく興味があります。
マーケティング的な発想では間違っていると思いますが
今後中国の経済、商業界が巨大化するに連れて
この「乞われれば売る」というのがスタンダードになれば
今までの国際取引の常識が一つくずれるわけです。
もしかしたら間違っていたのは今までの我々かもしれないのですから
おそろしい話しです。